客室乗務員はノーメイクでの勤務もOK!イギリスの航空会社の新方針が話題に
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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- 出典
- CNN
航空会社の女性キャビンアテンダントといえば、みんな上品で華やかなメイクをした顔が印象的です。
ところが2019年、その常識が大きく変わることになりそうです。
イギリスの航空会社『ヴァージン・アトランティック』が女性の客室乗務員に対して、勤務中にメイクをすることを義務付けない新方針を発表しました。
今後は化粧をしたくない客室乗務員はノーメイクで勤務ができます。もちろん、したい人はこれまで通り、会社の規定に沿ったメイクができます。
さらにこのたび、ヴァージン・アトランティックが変更したのは化粧についてだけではありません。
ヴァージンレッドと呼ばれる鮮やかな赤が印象的なジャケットとタイトスカートという女性キャビン・アテンダントの制服に、新たにズボンが加わります。
海外メディア『CNN』によると、ヴァージン・アトランティックのマーク・アンダーソン取締役副社長は声明で、この新方針について説明しています。
この新方針は、(従業員が)より快適に過ごせるようになるだけでなく、職場で自分らしさを表現するための選択肢が増えることになります。
声明によると、新しい方針は従業員たちの意見を聞いたうえで決定したのだそう。
キャビンアテンダントの制服に関しては、同じくイギリスのブリティッシュ・エアウェイズが2016年に、女性従業員の制服にズボンを正式に導入して大きなニュースとなりました。
しかし客室乗務員のノーメイクでの勤務を認めた航空会社は、ヴァージン・アトランティックが初めてだということです。
「社会人として化粧することは身だしなみ」ともいわれますが、女性であってもメイクが好きでない人や、スカートよりズボンを好む人も多くいます。
これまでの世間の常識より、自社のスタッフが自分らしく快適に仕事ができるように「個人の意思を尊重する」という、いまの時代に合わせた決定をしたヴァージン・アトランティック。
この新方針はきっと、世界の航空業界に影響を与えることになるでしょう。
[文・構成/grape編集部]