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『目の不自由な子猫』を連れ帰った飼い主 脱走した時の鳴き声にハッとする

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:ミニマリストになりたい 秋子のブログ

2017年に目の不自由な子猫を拾った、子育て中の森秋子さん。子猫が家から逃げてしまった『脱走事件』の時、あることに気が付かされたそうです。

脱走した子猫の鳴き声で気付いたこと

森さんが子猫と出会ったのは、近所の細道でした。

ある日、買い物の帰りに細道を歩いていた森さん。すると、茶色の子猫が鳴きながら近付いてきたそうです。

森さんは少し離れて見ていたのですが、親猫が来る様子はありませんでした。

1度は子猫の前を通り過ぎたのですが、後ろ髪が引かれた森さんは子猫の元に戻ります。

目が開いていなかったため、カゼかと思った森さんは子猫を連れて動物病院へ。獣医に診てもらったところ「目が癒着しているので、幕がかかったように見えている状態」といわれたそうです。

入院させたのですが、退院後も子猫の目は不自由なままでした。

行方不明になった子猫事件

猫を自宅に連れ帰ってから2か月ほど経った時のこと。

寒い日にもかかわらず、ヒーターの前に子猫の姿がないことに森さんは気が付きます。いつもなら、ヒーターの前で丸くなっているはずでした。

焦って子猫を探していると、遠くのほうから鳴き声が。なんと、子猫はマンションの廊下に出ていたのです!

どうやら、子どもが外出した際に子猫も一緒に抜け出してしまったようでした。

寒い廊下で途方に暮れることなく、たくましく「ギャアギャア」と鳴いている姿を見て、森さんは次のように思ったそうです。

「目が見えなくてかわいそう」
「大変そう」

私はどこかでそんな風に
言われることを恐れていました。

それを1番気にしていたのは
自分かもしれません。

ミニマリストになりたい 秋子のブログ ーより引用

パワフルで可愛らしい子猫は、障がいなどものともしません。

森さんは、子猫を連れ帰ってヒーターで温めながら思っていたことをブログにつづりました。

弱った仔猫を拾って
その猫は目が不自由だと知ると

「良いことをしたからきっといいことあるよ」
と言われることが多く

この猫のおかげで大判小判を
ザクザク掘り当てたりしたら
どうしようかと思ったり

駄菓子屋のくじで
100円を当てたりして
やはり猫助けしたから良いことあったと
思う日々を過ごしましたが

猫を失いそうになってみると
このわがままでたくましい
「仔猫がいること」それだけが
私の「幸運」だと気づきました。

ミニマリストになりたい 秋子のブログ ーより引用

森さんは「『いたいけな子猫を助けた』のではなく、この子猫を欲しいと思って連れ帰ったのかもしれない」と考えるようになっていました。

読者からは、「子猫ちゃん、見つかってよかった!目が見えないのも個性ですよね」「なぜだか涙が出ました」「たくましいニャンコ。森さんのお宅で幸せになってください!」などのコメントが寄せられています。

子猫には、元気いっぱいに育ってほしいですね!


[文・構成/grape編集部]

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出典
ミニマリストになりたい 秋子のブログ

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