9歳児が詠んだ句に切なくなる 働くパパママをテーマに詠まれた川柳
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※写真はイメージ

渋谷陽一さんが逝去 音楽誌『rockin’on』を創刊2025年7月22日、『ロッキング・オン・グループ』(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)の代表取締役会長である、渋谷陽一さんが亡くなったことが分かりました。74歳でした。

経産省「大変危険です」 注意喚起に「知らなかった」「これは危ない!」2025年7月、経済産業省の製品事故対策室は、Xアカウントで「モバイルバッテリーを車内に放置しないでください」と、呼びかけました。
働くパパやママを対象にした、川柳コンテスト『働くパパママ川柳』の入賞作品が発表されました。
10連休を控えた2019年ならではの句が目立った、今回のコンテスト。
ユーモアあふれるものからハートフルなものまで、個性豊かな句が集まったものの、その中には不景気にあえぐ現代を風刺したものも…。
入賞作品一覧
まずは、パパ・ママ・子ども・祖父母の目線から詠まれた句をご紹介します。
パパ目線賞
・お尻拭き 社では上司の 尻拭い
・こどもたち パパで遊んで ママで寝る
・テレワーク 親子で参加 web会議
ママ目線賞
・「ママ元気?」 AIしのぐ 感知力
・繁忙期 麺・麺・丼・丼・麺・丼・丼
・育休を 取った旦那に 手が掛かる
子ども目線賞
・お年玉 買いたいものは パパの時間
じぃじばぁば目線賞
・いだてんか 保育所向かう 嫁の足
そして、『第3回 働くパパママ川柳』の大賞に選ばれた1句がコチラです。
来たる10連休に腹をくくっている状態なのでしょうか、それとも現代への皮肉としてこの句を詠んだのでしょうか。
どのような心境で、この句を詠んだのかが気になります。
また、『子ども目線賞』の入選作品を詠んだのは、9歳の子ども。多忙を極める父親への思いを詠んだ句も、子どもながらに長時間労働という社会問題を風刺しているのかもしれません。
川柳が映し出す世相に考えさせられます。
[文・構成/grape編集部]