「佐川です」配達員からかかってきた電話 続く展開に、あ然
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※写真はイメージ

特殊詐欺に遭いかけた30代男性 冷静さを失った電話内容に「巧妙だ…」警察官を名乗る相手から「『マネーロンダリング』の事件の捜査線上にあなたの名前が上がっている」と告げられたら…。筆者にかかってきた電話の事例と、警察庁への取材内容をもとに、特殊詐欺の巧妙な手口と被害を防ぐための対策を解説します。

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さまざまな荷物を運ぶ宅配業者『佐川急便』を名乗る詐欺が横行しています。
詐欺の手口について、Twitterに投稿したのは、愛猫はポチ(@poti1974)さんです。
投稿者さんによると、佐川を名乗る人物からかかってくるのは、次のような内容の電話。
佐川です。お届け物があるのですが、字が読みづらくてお宅の住所が分かりません。
申し訳ないのですが、名前と住所を改めて教えてもらってもよろしいでしょうか。
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しかし、こういった電話は宅配業者を装い、電話番号を元に名前と住所を聞き出す詐欺行為です。
投稿者さんは、宅配業者を名乗る詐欺の電話を受けた際は「送り主に聞いてください」といって断るよう、注意をうながしました。
佐川急便の公式ウェブサイトでも、社名を名乗って個人情報を聞き出す手口について「決して第三者の個人情報を聞き出すことはない」と注意喚起しています。
悪質な詐欺の手口に対し、ネット上ではさまざま意見が寄せられています。
・通販をよく利用するため、だまされそう…。気を付けたいです。
・怖いですね。だんだん詐欺の手口が悪質になっている気がします。
・運送会社で働いていて、こういう電話をかける機会があります。必ず送り主の名前や住所、内容物を伝えるようにしていますよ。
こういった人たちは、佐川急便に限らず、ヤマト運輸や日本郵便など、ほかの宅配業者を名乗る可能性もあります。
私たちにとってなじみ深い宅配業者を名乗り、警戒心をといてから名前や住所を聞き出す、悪質極まりない詐欺。
「自分は引っかからないだろう」という考えを改め、一人ひとりが注意することが大切です。
[文・構成/grape編集部]