『桜切る馬鹿』がホントにいた! 花のついた枝を折って、髪に飾る人を見て仰天

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2018年の桜は、各地で例年より早く開花しました。

急いで予定を合わせて、お花見スポットに出かけた人もいるのではないでしょうか。

ごまちゃん(@gomafu_ks)さんも、公園にお花見に出かけた1人。

その時に見かけた光景をTwitterに投稿して、警鐘を鳴らしました。

桜を傷付ける人たち

公園で驚くべき場面に遭遇した、ごまちゃんさん。

なんと、女性2人が桜の枝を折って花冠を作っていたのです!

※写真はイメージ

彼女たちは桜を頭に飾って、キレイな写真を撮りたかったのでしょう。

しかし、桜を傷付ける行為はご法度!

ごまちゃんさんの頭には、こんな故事が浮かびました。

梅は、余計な枝を切らないと翌年花が咲かなくなります。

一方、桜は幹や枝を切ると、その部分から菌が入って腐りやすい木。専門の人が剪定をする時は、切り口に保護剤を塗って木が枯れないように気を配っています。

つまり、木の知識を持たない人が桜を傷付けてしまうと、最悪の場合は枯らしてしまうかもしれないのです。

Instagramのせい?

マナー違反の2人を見たごまちゃんさんは、その後「桜を傷付けてまでキレイな写真を撮ろうとする原因の1つは、Instagramなのではないか」と推測しました。

『インスタグラマー』と呼ばれる、多くのフォロワーを持ち、影響力のある人が『桜を髪に付けて撮った写真』を投稿。

それを見た一部の人たちが「素敵!」と感じて、マネをしたのではないかと思ったのです。

※写真はイメージ

実際にInstagramを見ると、落ちていた花を使ったのかもしれない人たちにまぎれて、落ちていたとは思えない桜を髪に刺している人たちが散見されます。

もちろん、昔から桜を傷付ける人たちは一定数いるため、一概に「Instagramのせいだ」とはいえません。

たまたまInstagramが、そういった人たちを表面化させただけかもしれないのです。

しかし、ただでさえ寄生した木を枯死させることのある虫「クビアカツヤカミキリ」の繁殖のせいで、現在桜は危機的な状況。

桜を守っていくためにも、互いに桜を傷付ける行為をしていないか注意し合う必要があります。

マナーを守って、お花見を楽しみたいものですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@gomafu_ks産経新聞

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