「そんなのありかよ…!」 スピード違反の罰則を免れた驚きの理由とは
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※写真はイメージ

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一部の道路には、スピード違反車を取り締まる『自動速度違反取締装置』、通称『オービス』と呼ばれる装置が設置されています。
通行した車の速度を自動で測定し、違反車のナンバープレートと運転者の顔を撮影するというもの。
違反した場合には、もちろんその後罰則が課されます。しかし、驚きの理由で罰則を免除されたニュースが話題です。
日本では考えられない!?
2019年5月21日、ドイツのフィアーゼンという街で、一台のスピード違反車が撮影されました。
もちろんそこにはナンバープレートもバッチリ映っていたのですが…。
偶然飛んできた白い鳩と重なって、運転者の顔が分からない…!
しかし、ナンバープレートから車の持ち主を探し出すことはできたはず。それでも、フィアーゼンの警察署は「証拠不十分」として罰則を免除したというのです。
もともと白い鳩は、『平和の象徴』『幸運をもたらす存在』として有名。旧約聖書の『ノアの箱舟』で、洪水の終わりを知らせたのが白い鳩だったため、そうしたイメージがついたといわれています。
そのためなのか、Facebookには「この運転者が『神のウインク』を理解し、今後、適切な運転を心がけることを願います」とコメント。キリスト教徒が多いドイツならではの判断といえます。
しかし、日本では考えられないこのニュースは日本でも驚きをもって迎えられ、警察署の判断に「信じられない」「寛容すぎて笑った」とさまざまな声が寄せられています。
スピード違反は、一歩間違えれば周囲も巻き込む大事故につながる可能性があります。このニュースが今回の違反した車の運転手耳にも届き、自身の危険な運転を改めていればいいのですが…!
[文・構成/grape編集部]