「要訳すると怖い」 海外セレブ『KIMONO』商標登録 京都の声明にガクブル
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※ 写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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- 出典
- 京都市情報館
2019年6月に海外セレブのキム・カーダシアンが、『Kimono』という名称を自身がプロデュースした下着のブランド名に起用し波紋を呼んでいます。
キム・カーダシアンが下着を『Kimono』で商標申請 「着物を奪わないで!」と非難の声
日本からは「文化の盗用だ」「日本の着物文化が誤解される恐れがある」と抗議の声が多くあがり、反対署名を集める運動にまで発展。
すでに『Kimono』は商標登録として申請されており、その撤回を求める反対署名は3万を超えています(2019年6月29日時点)。
さらに、同月28日には、京都市がブランド名の再検討を求めて、直々に声明を発表しました。
また、京都市は今回の声明を英語に訳したものも同時に発表しています。
柔らかい口調で、簡潔に分かりやすく書かれている京都市の声明文。しかし、内容を深読みする人がネット上では続出しています。
・日本語文の最後のほうは、つまり「無学を恥じなさい」という意味ですよね。
・要訳すると「いっぺんうちとこの文化勉強に来とくれやす」。
・京都の静かなる怒りが最後のほうにつめこまれていると思うのは私だけ?
声明文に隠された意図はさておき、今回の騒動から、わずか数日という短期間で声明を発表する京都市の対応の早さはさすがです。
また、「京都にお越しください」という一文にも表されるように、自国の文化を知ってもらおうとする姿勢からは、いかに着物の文化を大切にしているかが伝わってきます。
京都に後押しされる形で、ほかの地域や団体も同様の声明を発表するのでしょうか。キム・カーダシアン側の反応にも注目です。
[文・構成/grape編集部]