ヘルプマークに『差別用語』を発した男性 内容に言葉を失う
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電車の中で目撃された、男女の別れ話のエピソードがTwtter上で話題です。
別れを突きつけられた原因は…
「うわ、(差別用語)マークじゃん」
乗客の1人が荷物からぶら下げていたマークを見て、そういった男性。
男性の発言に、『ギャル』と思しき派手な見た目の女性がすぐさま「別れよう」と切り出したといいます。
しかし、突然の出来事に男性は「なんでだよ」と納得がいかない様子。すると、女性はこう続けたのでした。
「あれは『ヘルプマーク』といって助けが必要な人が付けているの。(差別用語)マークなんていっている人とは、恥ずかしくて付き合ってられない。さようなら」
男性が「(差別用語)マーク」と呼んだのは、ヘルプマーク。
さまざまな理由から、周囲の配慮や援助を必要としている人に配布されるマークです。
公共施設などでヘルプマークを周知させるポスターを見かけることも増えたものの、完全に認知されてはいないのが現実。
そもそも「気が触れている」といった意味合いで使われる差別用語です。
また、見ず知らずの人を見下すような発言は聞いていて気分がいいものではありません。
男性の人間性がうかがえる発言を受け、すぐさま別れを切り出した女性に、目撃者は「カッコよかった」とひと言。
一連のやりとりをTwitterに投稿したところ、女性を称賛する声が多く寄せられました。
・無知の罪って怖い。
・そんな人とは別れて正解。
・その女性のように、しっかりとした人になりたい。
・なぜ男性は(差別用語)マークだなんて呼んだのだろう。
ヘルプマークの有無に限らず、体調が悪そうな人や、明らかに助けが必要な人がいれば、声をかけられる人間でありたいもの。
ヘルプマークの認知度をあげることはもちろんですが、そうした助け合いの気持ちこそ大切にしたいですね。
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[文・構成/grape編集部]