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市川海老蔵の訴えに絶賛の声が多数 「変えていかないと」「大賛成です」

By - grape編集部  公開:  更新:

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歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが、2019年7月10日にブログを更新。

歌舞伎に携わる役者やスタッフたちの労働状況を明かし、「『働き方改革』が必要だ」と訴えかけました。

市川海老蔵「変えないといけない」

一般的な企業では、働きかたをよりよいものに変えていこうと『働き方改革』が行われているところも少なくありません。

しかし、特殊な仕事には適用されていないことも多々あるようで…。海老蔵さんは、歌舞伎の公演について次のようにつづっています。

歌舞伎の公演は
皆さまが思われている以上に
重労働です。

毎日休みなく昼夜公演があるのが
正常という昨今です。

市川海老蔵オフィシャルブログ ーより引用

公演期間中、連日行われるという歌舞伎の舞台。主演の役者はもちろん、周りでサポートするスタッフたちも休みなく働くような状況です。

「日々、舞台に立てることはとても名誉なこと」としながらも、現状の働きかたに海老蔵さんは疑問を呈しました。

根が役者なので
大半の方は懸命に一生懸命日々努めます。

風邪ひいていようと
声が出なくても
具合悪くても

場合によっては
歯医者さんや病院も行けない月が数カ月続くこともある、

これは良くない

そんな環境に自分なら耐えられても
次の世代
次の次の世代に
引きずる事は

果たしてどうなのか?

市川海老蔵オフィシャルブログ ーより引用

海老蔵さんはこういった働きかたを「変えていきたい」と語っています。

そのため、海老蔵さんが出演している『七月大歌舞伎』では、数年前から半日休みを導入しているそうです。

「夢中になってできる仕事は尊い」と感じながらも「健康あっての舞台」という考えに葛藤する海老蔵さん。

海老蔵さんの『働き方改革』に、多くの人が「賛成」の声を上げました。

・毎日疲れた状態で働いても質のよい仕事はできないので、大賛成です。

・伝統は大切ですが、休養も大事です。どうか休みを取ってください。

・時代は変わっているのに、働きかたが変わらないのはおかしい。

・次世代を担う子どもたちのためにも、ぜひ改革を。

長い年月続いている働きかたを変えていくのは、容易なことではないでしょう。

しかし、これから伝統芸能に携わる次世代のためにも、少しずつ体制を変えていってほしいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
市川海老蔵オフィシャルブログ

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