生まれたばかりの『選挙犬』を捨てた若者 すると、中年男性が話しかけてきて?
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総務省によると、2017年に行われた衆議院議員選挙での10代の投票率は40%、20代の投票率はたったの33%でした。
30代は44%、40代は53%、50代は63%…と、年代が上がるにつれて投票率も上がっているのです。
若者の投票率の低さは、政治への関心の低さが関係していると考えられています。
あなたの『選挙犬』…本当に捨てちゃっていいの!?
「たくさんの若い子が投票に行ってくれたらいいなあ」という気持ちを込めて、漫画を投稿したのは漫画家の、りーるー(@ri_ru_)さん。
選挙権…ならぬ『選挙犬(せんきょけん)』と若者を描いた作品に、反響が上がっています。
まだ0歳の選挙犬を一度は「いらない」と捨てるも、謎の中年男性が発した言葉を聞き、考え直すことにした若者。
『選挙犬の使いかた』を迷っていた若者は、選挙犬に目を向けようとしない人や、選挙犬を封じ込めてしまった人たちに出会います。
「選挙なんて興味がない」「自分の1票じゃ何も変わらない」「政治について考えるなんてダサい」「自分の投票によって責任が生じるのが怖い」…いろいろな理由で、選挙犬から目を背ける人間たち。
謎の中年男性が告げたように、選挙犬は国や自分、大切な人を守るために行使する『大人の武器』です。
この国で生活する人の中に、政治に無関係の人はいません。投票という名の意思表明をすることが大切なのです。
各々が所持する権利を持った『選挙犬』を大切にして、行使していきたいですね。
[文・構成/grape編集部]