1時間に30個の流れ星 『ペルセウス座流星群』のピークがもうすぐ!
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※写真はイメージ

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- 出典
- 国立天文台
数ある流星群の中でも、多くの流れ星が観測できるといわれている『ペルセウス座流星群』。
2019年のペルセウス座流星群は、8月13日にもっとも活動が活発的になる『極大日』を迎えると予想されています。
観測条件がいい時なら、1時間に30個もの流れ星を見ることができるそうです。
ペルセウス座流星群の観測条件のいい日は?
8月11日から13日までの3日間は通常よりも流れ星の数が多いので、観測にはおすすめです。
ただ、15日が満月なので、観測時に月明かりの影響を受けて流れ星が見えにくい状態になっています。そのため、1時間に10個程度の観測が予想されています。
流れ星を観測するにはとてもよくない条件ですが、13日の未明に月が沈んだ後から1時間程度は空が暗くなるため、場所によっては30個ほどの流星を見ることができるかもしれません。
東京では、13日の2時30分から3時30分までが見ごろです。
できるだけ多くの流れ星を見たいという人は、この時間帯を狙ってみるといいでしょう。月明かりにも負けないほど明るい流星が出現する可能性もあるようです。
目が慣れるまで観察を!
流星を観測する時は、できるだけ広い範囲を見渡せるようにレジャーシートなどを敷いて寝っ転がると多くの流れ星を見ることができます。
また、暗いところに目が慣れてくるまで時間がかかるので、最低でも15分は観測を続けましょう。
日が沈んでいるとはいえ、気温が高いこともあります。水分補給をするなど、熱中症に注意して観測してください。
2019年のペルセウス座流星群は、あまり好条件とはいえませんが、夏の一大イベントをぜひ楽しんでみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]