多目的トイレの『マナー違反』 目に飛び込んできた光景に唖然
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

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高齢者や親子、障がい者などが利用しやすいよう設計された、多目的トイレ。さまざまな設備が付いているため、必要としている人たちにとっては一般的なトイレより格段に便利です。
車いすユーザーの中嶋涼子(@NakashimaMinion)さんも、多目的トイレを使用する1人。
ところが、ある日『マナー違反者』の行動によって、困った事態におちいったといいます。
車いすが入れない多目的トイレ
車いすで多目的トイレに入ろうとした中嶋さん。ドアを開けて目に飛び込んできたのは、このような光景でした。
車いすの進路をふさいでいたのは、大人が横になれる折り畳みベッド。
おむつの取り換えなどが必要な人に寝ころんでもらい、介助者が楽に作業を行えるよう設置されています。
中嶋さんより前に多目的トイレに入った人が使用し、折り畳まずに出てしまったのでしょう。
車いすユーザーの中嶋さんにとってベッドは重く、折り畳むのが困難でした。すると、様子を見た親切な人が手伝いに来てくれたそうです。
代わりにベッドを畳んでもらえて、助かった中嶋さん。しかし、もし助けてくれる人がおらず、自力で畳むことになっていたらどうだったでしょうか。
また、手に障がいがある人がこのような場面に出くわした場合、片付けるのが一層困難なはずです。
使用した道具を片付けないことが生み出す他者への迷惑について、中嶋さんは注意をうながしました。
【ネットの声】
・最低限のマナーを守ってほしい。
・使ったものを元に戻すのは当たり前なことなのに!
・マナー違反者と鉢合わせた時、「設備の戻しかたが分からない」とかいってました。使用方法はシールで貼ってあるのに…。
また、「障がいがある人以外がベッドを使用したのではないか」という声も寄せられています。
多目的トイレは障がい者以外の人も使用することが可能。もしかしたら、多目的トイレを必要とする人々に想像が及ばず、ベッドを使用した人はそのまま放置してしまったのかもしれません。
多目的トイレが広いのは、そのスペースを必要としている人たちがいるから。『使用した道具を元に戻す』という当たり前のことを、誰もが怠らないようにしてほしいものですね。
[文・構成/grape編集部]