「ペットを守りたい」 千葉の被災者が描いた『同伴避難』の現実
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配達員「猫ちゃん飼ってるんですね」→ 『人見知りしない愛猫』が、玄関で取った行動に「最高」多くの人の家に荷物を届けている、配達員。時には、犬や猫などのペットと一緒に暮らす人の家に出向くこともあるでしょう。2025年10月11日、山麦まくら(@makura_yamamugi)さんは、そんな配達員との交流を描いたエッセイ漫画をXに投稿。7万件を超える『いいね』が寄せられています。

猫好きが語彙力を失うほど…!『猫の4点責め』が最高すぎるワケに納得【インタビュー】愛猫のふわふわとした毛や、愛らしい体の一部に触れた瞬間、「一緒に暮らせて幸せ…」と思う飼い主は多いでしょう。一緒に暮らす中で、特にお気に入りの『触れ合い方』を見つけている飼い主も少なくないはずです。3匹の猫と一緒に暮らす、たなかふじもと(@tanaka_fujimoto)さんが描きXに投稿した漫画が、話題を呼んでいます。
- 出典
- @suga23_5cm






店の駐車場に一時避難したスガさん一家でしたが、ペット同伴可能な避難所が開設されたため、そちらに移動。丈夫な建物の中で安心して過ごすことができました。
2度の大型台風を乗り越えたスガさんは、ペットを守ろうと災害対策をしっかり行ったことで、結果的に自分たちを守ることにつながったといいます。
『ペット同伴避難』の課題を描いた実録漫画に、ネット上では反響が上がりました。スガさんは多くの人に向けて、次のようなコメントをしています。
我が家が直面した問題は「ペット」でしたが、多分それぞれの家庭が、あの台風の下でそれぞれの困難に見舞われていたと思います。
それらの困難やしがらみが、いつか少しずつ解消できる世の中になりますように。
避難所でのペット同伴は「動物が苦手な人がいるかもしれない」「アレルギーの人がいるかもしれない」といった理由から断られる場合が多いのが現状です。
しかし、ペット用専門スペースを設けるなど、ちょっとした工夫で解決できるケースもあるかもしれません。
ペットの問題に限らず、乳幼児や高齢者のいる家庭、持病や障がいを抱えた人のいる家庭など、各家庭により事情があり、災害時に直面する問題もさまざまでしょう。
日本で暮らす限り、今後も災害に見舞われる可能性があります。いざという時に誰もが安心して避難をできるよう、社会全体で対策を考えていかなくてはなりませんね。
[文・構成/grape編集部]