「ペットを守りたい」 千葉の被災者が描いた『同伴避難』の現実
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座席を180度に倒した乗客 後部座席の乗客の行動に「声出して笑った」「この発想はなかった」新幹線の車内で、座席を180度にまで倒した乗客。 後部座席に座っていた乗客の行動に、爆笑してしまいます!

「あ、そっちなんだ!」 サッカーに混ざらない園児、保育士が声をかけようとしたら…かつて保育士をしていた経験をもとに漫画を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。『それぞれの楽しみ』と題して、X上に漫画を投稿したところ、意外な展開で注目を集めました。
- 出典
- @suga23_5cm
店の駐車場に一時避難したスガさん一家でしたが、ペット同伴可能な避難所が開設されたため、そちらに移動。丈夫な建物の中で安心して過ごすことができました。
2度の大型台風を乗り越えたスガさんは、ペットを守ろうと災害対策をしっかり行ったことで、結果的に自分たちを守ることにつながったといいます。
『ペット同伴避難』の課題を描いた実録漫画に、ネット上では反響が上がりました。スガさんは多くの人に向けて、次のようなコメントをしています。
我が家が直面した問題は「ペット」でしたが、多分それぞれの家庭が、あの台風の下でそれぞれの困難に見舞われていたと思います。
それらの困難やしがらみが、いつか少しずつ解消できる世の中になりますように。
避難所でのペット同伴は「動物が苦手な人がいるかもしれない」「アレルギーの人がいるかもしれない」といった理由から断られる場合が多いのが現状です。
しかし、ペット用専門スペースを設けるなど、ちょっとした工夫で解決できるケースもあるかもしれません。
ペットの問題に限らず、乳幼児や高齢者のいる家庭、持病や障がいを抱えた人のいる家庭など、各家庭により事情があり、災害時に直面する問題もさまざまでしょう。
日本で暮らす限り、今後も災害に見舞われる可能性があります。いざという時に誰もが安心して避難をできるよう、社会全体で対策を考えていかなくてはなりませんね。
[文・構成/grape編集部]