15か月間、川底にあったiPhoneを拾ったユーチューバー 奇跡的な展開に
公開: 更新:
郵便局で1円切手を買おうとした女性 局員からの助言に「知らなかった!」「私も欲しい」2024年10月1日に郵便料金が変更。もともと持っていた切手を使いたくて、1円切手を買いに郵便局を訪れると…。
母親が作った高校生息子の弁当 「こんな日があっても…」と投稿した写真が?母親のりぃまる(@ri_maru0513)さんが、高校生の息子さんに作ったお弁当をXで投稿したところ、たくさんの『いいね』が寄せられました。
ユーザーネーム『nuggetnoggin』の名前でYouTubeに動画を投稿しているマイケル・ベネットさん。金属探知機を使って川底などに落ちているお宝を探すマイケルさんは、75万人近いチャンネル登録者数を持つアメリカの人気ユーチューバーです。
2019年9月、マイケルさんはいつものように仲間とともに川に潜ってトレジャーハンティングを始めます。すると薄暗い川底で何かを発見。
ロープのようなものを引っ張ってみると、出てきたのはなんとiPhone!泥だらけの防水ケースに入っていました。
長い間水中にあったiPhoneは動くのか?
防水ケースの状態から推測すると、そのiPhoneはかなり長い間水中にあったと思われます。
マイケルさんは自宅に戻ってから、iPhoneをケースから出してみることに。すると中の本体はまったく濡れていなかったのです。
マイケルさん:
「1滴の水もこぼれないよ。みんな見て。まるで新品みたいだ。長い間水中にあったのに。推測すると1年ぐらいかな。おそらく動かないだろうけどね」
そういってiPhoneに電源ケーブルをつないでみるマイケルさん。すると画面に『充電中』のマークが。
そして少ししてから電源を入れてみると、おなじみのAppleのロゴマークが画面に表示されたのです!
マイケルさん:
「これで持ち主に返すことができるかもしれない。一体これがどのくらい水中にあったのか、すごく気になるよ」
iPhoneの持ち主が見つかる
マイケルさんは拾ったiPhoneの電話番号を調べて、早速連絡してみます。
「君の電話を川で見つけたから返したいと思って」と留守番電話にメッセージを残すと、折り返し電話がかかってきました。
海外メディア『INSIDER』によると、持ち主のエリカ・ベネットさんは2018年6月にiPhoneを川で落としてしまったのだそう。そしてそのiPhoneには亡くなった父親からの最後のメールが保存されていたといいます。
バックアップをしていなかったため、彼女は「もう父のメッセージを読むことができない」と悲しみに暮れていたということです。
「この電話が戻ってくると思ってた?」というマイケルさんの問いかけに「絶対、絶対、絶対、戻ってこないと思ってたわ」と答えるエリカさん。
トレジャーハンティング系ユーチューバー、マイケルさんが発見したのは、エリカさんにとって正真正銘の『宝物』でした。
15か月間も川底に沈んでいたiPhoneが動く状態で持ち主の元に戻ってくるなんて、奇跡的な幸運でしょう。本当によかったですね。
[文・構成/grape編集部]