「合掌造りの近くで火災」 白川郷を守った地元住民の『行動』とは
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2019年11月4日午後2時40分頃、岐阜県白川村荻町の白川郷で、火災が発生。
産経ニュースによると、駐車場の小屋2棟が全焼し、約2時間後に鎮火したといいます。
世界文化遺産に登録されている合掌造り集落への被害はありませんでした。火災の原因については調査中です。
全焼したのは、集落に向かう観光客らが利用する村営『せせらぎ公園』の駐車場にある物置小屋と配電設備小屋。集落の中心部から約400メートル離れ、川を挟んで対岸にあったため、延焼を逃れました。
また消火活動中、村人が率先して火の粉がほかの建物に飛ばないように、自主的に放水を行うなどの行動を取っていたことが、同月5日放送の朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)で、報じられています。
このニュースに、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
・なんだか恐いですね。出火原因が判明するまで徹底的に調べてほしいです。
・無事に鎮火できてよかった。茅葺き屋根で木造だから、地域の火災への危機感も強いのでしょう。
・延焼するのではと心配してたけど、地元の人がちゃんと対応しててさすがです!
世界遺産を守った地域住民の高い防災意識に、称賛の声が上がっています。
白川郷では、火災に備えて地元消防団が年に1回、放水訓練を実施。今年も10月27日に行ったばかりでした。
[文・構成/grape編集部]