ディズニー、ノートルダム再建に5.6億円寄付 『ノートルダムの鐘』で舞台に
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2019年4月15日(現地時間)、フランスのパリにあるノートルダム大聖堂を襲った大規模な火災。
12世紀に着工され、約180年かけて完成されたユネスコの世界遺産が燃え上がる光景は、世界中の人に衝撃を与えました。
不幸中の幸いか、通称『バラ窓』と呼ばれるステンドグラスや聖堂内の絵画、祭壇の大きな十字架などは焼失を間逃れることができたといいます。
ノートルダム大聖堂は歴史的建造物であるだけでなく、ローマ・カトリック協会の大聖堂としても重要な建物です。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、現地時間同月16日にTV演説で「5年以内を目安に再建したい」と宣言しました。
ノートルダム大聖堂に、ディズニーが500万ドルの寄付を表明
同月17日、アメリカのウォルト・ディズニー・カンパニーはノートルダム大聖堂の復興に500万ドル(およそ5億6千万円)の寄付を表明。
ウォルト・ディズニー・カンパニーの会長兼最高経営責任者(CEO)であるロバート・A・アイガー氏は、今回の復興寄付についてこのようにコメントしています。
同社は、ノートルダム大聖堂を舞台にしたアニメーション映画『ノートルダムの鐘』を1996年に公開しています。
今回の火災を受け、日本でも多くの人から「『ノートルダムの鐘』の舞台が…」と嘆く声が上がっていました。
ウォルト・ディズニー・カンパニーの復興寄付に対し、ネット上では「さすがディズニー!」「久しぶりに映画を見返したくなった」といった称賛の声が相次いでいます。
今回の火災に対し、ほかにも『グッチ』や『イヴ・サン=ローラン』を傘下に置く『Kering(ケリング)』や『ルイ・ヴィトン』と『モエ・ヘネシー』の両社が合併した『LVMH』、『Apple』など、多くの企業が復興寄付を表明しています。
ノートルダム大聖堂に126億円を寄付した大富豪 『ルイ・ヴィトン』はさらに…
世界中の人々が力を合わせ、再び美しい大聖堂がパリに戻ってくる日を待ちたいですね。
[文・構成/grape編集部]