カラフルで美しい『お皿』 何で作られているかというと… 「マジか」「考えさせられる」
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

スリッパがない時どうする? 消防士のやり方に「勉強になった」「やってみます」2025年3月16日、兵庫県尼崎市にある尼崎市消防局(以下、消防局)は、Instagramアカウントで災害時に役立つ簡易スリッパの作り方を、紹介しました。
カラフルな色合いが美しい『食器』を撮影した、上の写真。
一見するとガラス工芸品のようですが、その原材料は…。
※写真はイメージ
海岸に打ち寄せられたプラスチックゴミなのです!
海のプラゴミで『食器』を作る
神奈川県横浜市にあるプラスチックメーカー『株式会社テクノラボ』では、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として、海洋プラスチックゴミを家庭内雑貨やインテリア家具などに再生するプロジェクトを実施しています。
漂着物の量が世界的にも多いといわれる日本の海岸。
プロジェクトの第1弾は、自然の中で利用するアウトドア用の食器を製品化。『reBirth(リバース)』というブランドで展開しています。
神奈川県湘南地区の海岸に散乱するゴミを原料とした『reBirth』の食器。お皿1枚につき500㎖タイプのペットボトル約5本に相当する量が必要なのだとか。
株式会社テクノラボでは、今後もゴミ問題に悩む他地域の自治体と連携し、ボランティアや市民を交えた収集を行うそうです。ゴミを原料とした工芸品を作る体験教室も開催する予定とのこと。
ペットボトルやストロー、家庭用品や子供のおもちゃなど、私たちの暮らしのさまざまな場面でプラスチックが利用されています。
便利な一方、ポイ捨てなどで不適切に処分された大量のプラスチックごみが海に流出。環境汚染を引き起こし、多くの海生生物が傷つけられているといいます。
2019年11月22日から渋谷パルコで『reBirth』製品の展示も行っているとのこと。興味のある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
reBirth
[文・構成/grape編集部]