意外と知らない「ホーロー容器」の正しい使い方 お手入れ方法も解説
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- 出典
- curama.jp
保存容器の1つ『ホーロー容器』。見た目の美しさと優れた機能性から、多くの人に愛用されています。
ニオイが付きにくく耐久性が高いといったメリットがある一方、意外な弱点があることを知っていますか。ホーロー容器を長く大切に使うためには、その特性を理解することが大切です。
くらしのマーケット【公式】(curama.jp)のInstagramに掲載されている、ホーロー容器を使う時の注意点を紹介します。
電子レンジで使用しない
ホーロー容器を電子レンジで使うと非常に危険です。
ホーロー容器は、鉄やアルミニウムなどの金属の表面にガラス質のホーローをコーティングしたもの。そのため電子レンジで加熱してしまうと、金属が電磁波を反射して火花が散り、電子レンジの故障につながる可能性があります。
ホーロー容器に入れた食材を温めたい場合は、直火やオーブンを使用しましょう。
空だきしない
ホーロー容器の中に何も入っていない状態で加熱すると、ひび割れしたりコーティングが剥がれたりする原因になります。万が一空だきをしてしまった場合は、火を止めて熱が自然に冷めるのを待ちましょう。
「空だきをしてしまったから…」と冷たい水をかけて急激に冷やすのはNGです。ホーローは急激な温度変化にも弱く、コーティングを傷める可能性があります。
金属たわしやクレンザーを使わない
金属製のたわしやクレンザーは、ホーローの表面に塗装されたガラス質を傷付けてしまいます。傷が付くと、そこからサビが発生してしまうことも。
柔らかいスポンジと中性洗剤で優しく洗ったら、しっかり乾燥させましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
アルカリ性・塩素系の洗剤を使わない
アルカリ性洗剤や塩素系漂白剤を使用すると、劣化を早める可能性があります。特にアルカリ性洗剤は食器洗い機用の洗剤に使われていることもあるので、十分注意してください。
衝撃を与えない
ホーロー容器は表面がガラス質なので、強い衝撃を与えるとひび割れや破損の原因になります。容器を落としたりぶつけたりしないよう、丁寧に扱いましょう。
焦げ付きは重曹と油で落とす
ホーロー鍋を使っていると、うっかり焦がしてしまうことも。ゴシゴシとこすって無理やり取ろうとすると、鍋の表面を傷付けてしまう可能性があります。以下の方法で丁寧に焦げを落としてみてください。
1.焦がしたホーロー鍋にぬるま湯を入れる。
2.大さじ1杯の重曹を加え、よくかき混ぜまぜる。
3.食用油を2〜3滴加える。
4.ホーロー鍋を火にかけて、沸騰したら火を止める。
5.2〜3時間放置し、冷めたら鍋の中の液体を捨ててスポンジで洗う。
ホーロー容器の美しさと機能性を守るためには、適切な使用とお手入れが欠かせません。正しく使ってお気に入りのホーロー鍋を長持ちさせましょう。
[文・構成/grape編集部]