福原愛がTwitterに投稿した『とある画像』に注目集まる 「なにこれ」「初めて見た」
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「初めて見ました」
元卓球選手の福原愛(ふくはらあい)さんが、その言葉とともに1枚の画像をTwitterに投稿しました。
日本ではなかなか見慣れない人間が3人並んでいるマーク(標識)と、その横に記されている『性別友善廁所』という言葉。
この画像に対して一部ファンから、「日本でも積極的に取り入れてほしい」とのコメントが寄せられています。
この『マーク』の意味は?
福原愛さんがツイートした画像は『トランスジェンダートイレ(オールジェンダートイレ)』の意味で、すべての性別の人が利用できるトイレのことを表しています。
■トランスジェンダー
身体的性と性自認が一致しておらず、日常的に違和感や嫌悪感を抱き、場合によっては手術を望む状態、または性適合手術を受けた状態。
なお『性同一性障害』とは異なる。
男性用と女性用で分かれているトイレが主流の日本では、やや聞きなれない言葉ですよね。
では、トランスジェンダートイレを取り入れると一体何が起こるのでしょうか。
『トランスジェンダートイレ』に救われる方がいる!
トランスジェンダートイレを設置すると、まず『トランスジェンダー』の人々が、公共の場でトイレを利用しやすくなります。
大手トイレメーカーのTOTOが2018年9月、トランスジェンダーとシスジェンダーの約400名に、『外出先でトイレを利用する場合、どの場面でストレスを感じるか』のwebアンケートを行った結果がこちら。
なんとトランスジェンダーの約3割の人が、トイレに入る際に周囲の視線を感じているという結果に!
トランスジェンダートイレの重要性がみてとれますね。
一部の男性にもうれしいトイレ
トランスジェンダートイレはトランスジェンダーの方々だけではなく、一部の悩める男性にも嬉しい設備。
『座って用を足したい』、『周りの目を気にしなくて済むよう完全個室がいい』など、世の中の男性を救うトイレにもなりうるとのこと!
ただし世間では反対意見も多く、『すぐ汚くなりそう』『盗撮されそう』など、デリケートな問題を解決する必要があるのも事実なよう。
どんなかたちであれ、今後の公共のトイレがどんな人でも安心して使えるトイレになっていくことを願うばかりです。
[文・構成/grape編集部]