過去4回も里親に拒絶された車いすの保護犬 「完璧な」家族が出来た
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『お客様へ』 スーパーでみつけた貼り紙を、見ると…「笑っちゃった」「そういうことか」ぱんぽんた(myhome__since2022)さんは、訪れたスーパーで気になる貼り紙を発見したといいます。 トイレなどで見かける、精算済みではない品物を持ち込まないよう呼びかける、注意喚起の貼り紙だったのですが、よく見ると…?

サツマイモを食べる3歳娘 その横にいたのが?「号泣した」「絵本のような世界」犬や猫と一緒に暮らしていると、家の中がにぎやかになりますよね。 @chouchou_the_gさんも、4匹の愛犬と暮らしており、毎日、明るく楽しい生活を送っています。 ある日、投稿者さんはふと、愛犬が「いつもより大人しい」と感じたそうです。気になったため、部屋の様子を見に行くと…。
アメリカ・ジョージア州に暮らすダレル・ライダーさんはある日、地元の動物保護団体のFacebookで1匹の犬の写真に目を留めました。
犬の名前は『バンディット』。ダレルさんと妻のスーさんはすでに犬を飼っていますが、バンディットを見てとても興味が湧いたといいます。
何度も拒絶された保護犬がついに出会った「完璧な」里親
バンディットはとても従順で、保護施設の人気者でした。後ろ脚にマヒがあるため車いすが必須ですが、おもちゃで遊ぶのが大好きな元気いっぱいの犬だといいます。
海外メディア『The Dodo』によると、2014年にこの施設にやってきて以来、バンディットは4回里親が決まりましたが、いずれもその後に返されてしまったのだそう。
理由は「車いすの犬の世話が大変だから」というものでした。
施設のスタッフは「バンディットは一生ここで暮らすことになるのではないか」と思っていたといいます。
そんな彼を引き取りたいと思ったダレルさんには、特別な理由がありました。実は彼自身も車いすの利用者なのです。
ダレルさん夫妻はよく考えた後、施設のスタッフとも話し合い、バンディットを正式に引き取ることを決意。
こうしてついにバンディットに家族ができました。
ダレルさんはバンディットを家族に迎えることを決めた理由を『The Dodo』に語っています。
そう感じているのはダレルさん夫妻だけではないようです。
バンディットは6年間も過ごした保護施設からダレルさんの家に引っ越した後、すんなりと新しい家族との生活になじめたそうです。
車いすが理由で4回も拒絶されたバンディット。彼にとってダレルさんほど完璧な里親はいないでしょう。
これまでなかなか里親が決まらなかったのは、ベストなタイミングでダレルさんに出会うためだったのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]