野良猫に毎日ごはんをあげていたら、数か月後? 「うちの子たちを紹介するわ」
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出典:Chatons Orphelins Montréal - COM - Réseau d'entraide, sauvetages, adoptions
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2020年夏、カナダ・ケベック州に暮らすリサーネさんという女性の家の庭に1匹の黒い野良猫が姿を見せました。
そのメス猫はお腹を空かせているようだったため、リサーネさんは水と食べ物をあげたのだそう。
ウェブメディア『The Dodo』によると、彼女はその猫を『ウサギ』と命名し、その日以来毎日、食べ物を置いておくことにします。
するとウサギは毎日ごはんを食べにやって来るようになり、リサーネさんとウサギの間には少しずつ信頼関係が築かれていったのです。
世話をしていた野良猫が出産後…?
ウサギがリサーネさんの家に来るようになってから少し経った頃、彼女はウサギのお腹が大きくなっていることに気が付きます。
ウサギは妊娠していたのです。
そして季節は秋になり、ある日ウサギのお腹が小さくなっていたといいます。
どうやらウサギはどこかで出産した様子。しかし、ウサギはその後も毎日変わらずごはんを食べにやって来ました。
それから数週間後、ついに感動の瞬間が訪れます。ウサギが子猫を1匹連れていたのです。
そこで終わりではありません。ウサギはさらに2匹目、3匹目と子猫を1匹ずつ順番に連れてきて、最後は6匹の子猫が勢ぞろい!
家族全員がそろったところでまるで子猫たちに「さあ、この優しい女性にご挨拶しなさい」というように、リサーネさんに紹介してくれたのです。
子猫たちはすでに生後6週間ほど経っていたといいます。
彼女はウサギと子猫全員を家の中へ迎え入れて、猫の保護団体『Chatons Orphelins Montréal – COM』に連絡。
5匹の子猫たちは里親を見つけるために預けられました。
6匹のうち唯一、黒猫じゃなかった子猫は、リサーネさんの友人が引き取ったのだそう。
そしてウサギは…リサーネさんの家族の一員となったのです!
子猫たちは『COM』に預けられた時、5匹全員が結膜炎にかかっていたそうですが、獣医のもとで治療をしてすぐによくなりました。
きっとウサギは子猫たちのために助けが必要だと気付いて、リサーネさんのところに連れてきたのでしょう。
元気になった子猫たちはすでに里親の募集が始まっています。里親希望者からの問い合わせもたくさん来ているようですので、子猫たちに家族が決まる日はそう先ではないでしょう。
『LoveMeow』によると、リサーネさんがウサギに初めて会った時、ウサギはとてもシャイで人懐っこくはなかったのだそう。
リサーネさんはそんなウサギに近付きすぎず、そっと見守り続けました。その彼女の優しさがウサギの心を開かせたのではないでしょうか。
何か月もの時間をかけてついに家族になれたリサーネさんとウサギ。これからはずっと一緒にいられますね。
[文・構成/grape編集部]