【2020年】ふたご座流星群がいよいよ! 今年はかなり『いい条件』
公開: 更新:

※写真はイメージ

「肉眼でも見えるかも」と国立天文台が予想する 『レモン彗星』とは2025年10月下旬ごろ、肉眼でも観測できる可能性があるという、『レモン彗星』。 grapeは、そんなレモン彗星について、国立天文台に取材しました。

2年ぶりの『ブラックムーン』がいよいよ! 夜空に何を願う?特別なタイミングの新月を『ブラックムーン』と呼ぶことはご存じでしょうか。2025年の夏季には、6月25日、7月25日、8月23日、9月22日に新月となるため、8月の新月が『ブラックムーン』に当たるのだとか。同じ季節に4回の新月が見られる現象は、2023年5月以来なので、2025年8月23日はおよそ2年ぶりに『ブラックムーン』が訪れる機会なのです。
- 出典
- @prcnaoj
毎年12月14日前後に極大を迎える『ふたご座流星群』。しぶんぎ座流星群やペルセウス座流星群と並ぶ『3大流星群』として知られています。
ふたご座の2等星であるカストルを放射点とし、毎年美しい天体ショーが繰り広げられるのです。
2020年の『ふたご座流星群』をチェック!
国立天文台によると、ふたご座流星群の極大は2020年12月14日の10時頃。
天体観測をするにあたって、重要なのは月明かりです。空が明るいと、星が見えづらくなってしまいます。
ですが、今回のふたご座流星群はそんな心配はいりません。同月15日は新月で月明かりが少ないため、とてもいい条件で星を観測することができるそうです!
ふたご座は、有名なオリオン座のすぐ隣。また、明るい星で作られた冬の大三角形もそばにあります。
そのため、最初はオリオン座の中心にあたる、3つに並ぶ明るい星を探してみてはいかがでしょうか。
12月の夜は冷え込むため、天体観測をする際は厚着をしたり、温かい飲み物を用意したりと防寒対策をしてくださいね。
[文・構成/grape編集部]