『こどもプラモコンテスト』に誹謗中傷 運営の声明に「泣いた」「素晴らしい大人」の声
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
2021年1月、三重県伊勢市にあるプラモデル工房『ホビーカフェ ガイア』は、プラモデル大会『こどもプラモコンテスト21』を開催。
同大会は小学6年生までの子供を対象としたものであり、技術を競うだけでなく、プラモデル制作を楽しむことに重点を置いています。
ウェブサイトに掲載された、多くの子供から寄せられた渾身の1作。各作品のページには制作者である子供と、その保護者のコメントも掲載されました。
『こどもプラモコンテスト21』運営の対応が素晴らしいと話題に
同月14日、『こどもプラモコンテスト21』の運営がウェブサイトを更新。なんと同月12日、ネットで参加作品に対する誹謗中傷があったといいます。
運営によると、参加作品に対して「小学生がこのツールを使うなんて間違っている」「親が作って、子供の名を借りて投稿しているのではないか」といった声が上がっていたのだとか。
「主催者としても、1人の模型制作者としても、小学生の子供を持つ親としても、ただひたすら悲しい」と思った同大会の主催者は、ウェブサイトでプラモデルが好きな子供に向けて声明を出すことにしたのです。
プラモデルが好きな仲間として、そして1人の大人として、子供たちに優しい声をかけた同大会の主催者。
自分の作品を中傷され、傷付かない人はいないでしょう。まして、子供にはトラウマとして心に深い傷を残してしまうかもしれません。
子供たちを守るべく、主催者は「プラモデルを楽しむ気持ちと、作品を自慢する場所は必ず守ります」とメッセージを送りました。
また、主催者は子供たちの保護者に向けた声明も公開。今回の件に対する謝罪を行い、「同様の事案が発生した際は、誤解に基づくものであればそれを解消し、根拠なき誹謗中傷であれば明確に反論を行います」とつづっています。
『こどもプラモコンテスト21』の声明はネットでまたたく間に話題になり、真摯な対応に称賛する声が相次ぎました。
・素晴らしい声明!こういうことができる大人になりたいと思った。
・プラモデルに限らず、子供の可能性を大人が奪っちゃいけない。子供相手に中傷なんて、もってのほか。
・子供の立場に立って、言葉を選んでしっかりと伝えてくれている。読んでいて涙が出てきた。
子供を傷付ける大人がいることは事実。しかし、それ以上に子供を守ろうとする大人も多く存在するはずです。
主催者の言葉によって、子供たちのプラモデルを愛する心は守られたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]