出演者も舌を巻いた、藤井アナの『指摘』 男女格差に対して…?
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- news every.
grape [グレイプ] entertainment
2021年3月30日、各国のジェンダー不平等状況を分析した『世界ジェンダー・ギャップ報告書』が世界経済フォーラムによって発表されました。
世界153か国を対象に行われたジェンダー平等ランキングにおいて、日本は120位。つまり、性別による格差や不平等が大きい国との結果が出ています。
日本国内では性別の格差をなくす動きが目立つ一方、いまだ世界の中では遅れをとっているのが現状といえるでしょう。
同月31日放送の情報番組『news every.』(日本テレビ系)では、日本における男女間の格差について特集しており、同番組のメーンキャスターを務める藤井貴彦アナウンサーの『指摘』が反響を呼んでいます。
藤井アナ「女性の生きにくさの元、男性の生きやすさが成り立っていた」
職場、家庭、教育現場…気付かないだけで、男女間の格差を感じる場は少なくありません。
そうした目に見えない格差に対する、藤井アナの指摘は以下のものでした。
一方で、男女という性別でくくることのない『教育』の重要性も、藤井アナは自身の体験を交えて語ります。
世界全体で、男女間の格差の解消にかかる期間は135年といわれています。
藤井アナは、急に大きく変えるのは難しいとした上で、家庭という身近な場からの変革が必要と訴えたのでした。
ほかの出演者から「すごい…」との声もあがった藤井アナの指摘は反響を呼び、さまざまなコメントが寄せられています。
・藤井アナも男性。自らが履かせてもらっていた『下駄』を可視化させる発言をちゃんと口にできる男性は少ない。
・こうした発言が日本で、しかも民放で聞けるとは。日本の未来は明るい。
・藤井アナがいってる『夫婦間での協力姿勢』は賛同しかない。
男か女かという2つの性別で世の中を区切ってしまうのは簡単である一方で、とても危ういこと。
男女間の格差を浮き彫りにし、解消を目指すということは、方法を間違えれば対立構造をあおることにつながりかねません。
藤井アナのいう通り、どちらか一方の生きにくさの元で『生きやすさ』が成り立っていた構造は確かに存在していたことでしょう。
そうした不平等が解消された先のことも考え、今、私たちにできることは何があるのか…藤井アナの指摘は1つの答えといえるのかもしれません。
[文・構成/grape編集部]