番組で涙を抑えられなくなった藤井貴彦アナ その姿に「胸に迫る」「もらい泣きした」
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- 出典
- NNN未来へのチカラ
日本に甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年が経った、2021年3月11日。
特別番組『NNN未来へのチカラ』(日本テレビ系)では、被災地の現在について特集しました。
番組では、報道番組のキャスターたちが集結し、東日本大震災の発生後に取材した被災者のもとを再び訪れる様子を放送。そこで1人のアナウンサーが見せた涙が反響を呼んでいます。
漁師の男性の言葉に、藤井貴彦アナウンサーが涙
震災後の2011年3月23日に、宮城県の気仙沼市を訪れた藤井貴彦アナウンサー。そこで、震災により船を失った60代の漁師の男性と出会います。
男性は当時、漁師を続けていくことを宣言し、「生きることだ。仕事に対して強い熱意を持っていれば、絶対勝つから」と力強く口にしていました。
10年後、藤井アナウンサーは男性に対し、電話取材を行います。2021年現在も漁師を続けていた男性は、藤井アナウンサーに、震災直後の想いをこう語ったのです。
電話越しに届いた力強い言葉に、藤井アナウンサーはあふれてくる涙をこらえることができませんでした。
震災から10年間、藤井アナウンサーは取材した男性のことをずっと気にかけていたのでしょう。男性の元気な声を聞けた安堵や、生きることへの希望が見えるコメントに、熱い気持ちがこみ上げたのかもしれませんね。
視聴者からは、男性の言葉や、涙を流す藤井アナウンサーの姿に、反響が寄せられました。
・藤井アナウンサーの涙に、もらい泣きしてしまった。
・いつも冷静で穏やかな藤井アナウンサーが泣いていると、胸に迫るものがある。
・藤井アナウンサーの丁寧な語り口調や相づちから、本当に被災者の心情に寄り添っているのが分かる。
・男性の「生きること」という力強い言葉に心を動かされた。言葉でいい表せないくらいかっこいい生き方だと思う。
生きていれば、つらく悲しいことだけでなく、大きな喜びに出会えることもあるでしょう。人生において信じる気持ちや前向きな熱意は、時に私たちの心を支えてくれるはずです。
[文・構成/grape編集部]