東日本大震災から6年、台湾で追悼式典 「台湾と日本は友人」 By - grape編集部 公開:2017-03-12 更新:2018-06-18 台湾地震東日本大震災震災 Share Post LINE はてな コメント 東日本大震災から6年。2017年3月11日、日本国民はその日を思いながら一日を過ごしました。 同じ日、台湾でも日本を想う人々の姿があったことを産経ニュースが報じました。 東日本大震災から6年となった11日、台北市内の日本台湾交流協会台北事務所で「追悼感恩会」が開かれ、日台の関係者約80人が犠牲者に黙祷(もくとう)をささげた。 産経ニュース ーより引用 台湾に住む日本人と共に、台湾人の人々も黙とうを捧げてくれたのです。 台湾日本人会は、2014年から毎年3月11日に追悼感恩会を行っています。 2017年からは、式が簡素化されました。その理由として、台湾日本人会のFacebookページには「この大事な機会が末永く継承されるよう」と記されています。 日本に対する支援を続けてくれる台湾 東日本大震災発生当時、台湾からは200億円もの義援金が日本に送られました。それだけでなく、宮城県の南三陸病院の再建には22億円以上の寄付もありました。 さらに、熊本地震に対しても6500万円の寄付を行ってくれたのです。 台湾の大学卒の初任給は、日本円に換算し多くて9万円程度。そう考えると、どれほど大きな額を送ってくれたかがわかります。 震災の発生時はもちろんのこと、台湾の人々は時が経っても日本を想ってくれています。来年も、そのまた次の年も、海を越えた先にある『友達』である台湾の人々は日本へ祈りを捧げてくれるのでしょう。 追悼感恩会が行われた交流協会台北事務所の代表、沼田幹男代氏が感謝の意を述べると、台湾側はこのように応じました。 台湾の対日窓口機関、亜東関係協会の邱義仁会長は「震災という不幸の中で、台日間の人々の感情(の交流)が想像を超えて深いことが発見できた」と応じ、復興に向け「がんばれ」と日本語でエールを送った。 産経ニュース ーより引用 天災はなくならない、でも友情は続いていく 2016年に台湾南部を襲った大地震の際には、「東日本大震災の時のご恩を返すとき」と、日本は義援金や調査チームを送るなどの支援を行いました。 人の手で天災を止めることはできません。ですが、人の思いで友情をつなげていくことはできます。 日本と台湾は、これからも手を取り合っていくことができるでしょう。台湾の人々の優しさに感謝します。 [文・構成/grape編集部] 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました 出典 産経ニュース/台湾日本人会 Share Post LINE はてな コメント
東日本大震災から6年。2017年3月11日、日本国民はその日を思いながら一日を過ごしました。
同じ日、台湾でも日本を想う人々の姿があったことを産経ニュースが報じました。
台湾に住む日本人と共に、台湾人の人々も黙とうを捧げてくれたのです。
台湾日本人会は、2014年から毎年3月11日に追悼感恩会を行っています。
2017年からは、式が簡素化されました。その理由として、台湾日本人会のFacebookページには「この大事な機会が末永く継承されるよう」と記されています。
日本に対する支援を続けてくれる台湾
東日本大震災発生当時、台湾からは200億円もの義援金が日本に送られました。それだけでなく、宮城県の南三陸病院の再建には22億円以上の寄付もありました。
さらに、熊本地震に対しても6500万円の寄付を行ってくれたのです。
台湾の大学卒の初任給は、日本円に換算し多くて9万円程度。そう考えると、どれほど大きな額を送ってくれたかがわかります。
震災の発生時はもちろんのこと、台湾の人々は時が経っても日本を想ってくれています。来年も、そのまた次の年も、海を越えた先にある『友達』である台湾の人々は日本へ祈りを捧げてくれるのでしょう。
追悼感恩会が行われた交流協会台北事務所の代表、沼田幹男代氏が感謝の意を述べると、台湾側はこのように応じました。
天災はなくならない、でも友情は続いていく
2016年に台湾南部を襲った大地震の際には、「東日本大震災の時のご恩を返すとき」と、日本は義援金や調査チームを送るなどの支援を行いました。
人の手で天災を止めることはできません。ですが、人の思いで友情をつなげていくことはできます。
日本と台湾は、これからも手を取り合っていくことができるでしょう。台湾の人々の優しさに感謝します。
[文・構成/grape編集部]