日本に寄り添う台湾のメッセージに、涙 首里城火災の投稿に「ありがとう」の声
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大地震の台湾、日本の支援に感謝 コメントに「涙が出た」「頑張れ!」2024年4月3日に発生し、マグニチュード7を記録した台湾東部沖地震。日本が100万ドル(約1億5100万円)の緊急無償資金協力による支援を実施することを発表し、台湾から感謝の声!

「日本有事はつまり台湾有事です」 支援に14万人が感謝「泣けてくる」2024年1月5日に、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統はX(Twitter)を更新。令和6年能登半島地震による被災地支援と復興協力のため、6千万円の寄付を決めたことを報告しました。
- 出典
- @iingwen
沖縄県那覇市にある世界遺産『首里城』。朱塗りされた建築物が特徴であり、修学旅行や観光の定番スポットとされています。
しかし2019年10月31日未明、首里城で大規模な火災が発生。正殿と北殿、南殿が全焼する甚大な被害を受けました。
「ショックすぎる…」 地元住民が見守る中、沖縄の世界遺産『首里城』が炎上
長い歴史を誇る首里城は、沖縄県民にとってシンボルのような存在です。今回の火災が沖縄県民に与えたショックは大きなものでしょう。
『首里城火災』に台湾総統が寄り添うメッセージ
同日、台湾総統である蔡英文(さい・えいぶん)氏がTwitterを更新。
首里城の火災を知り衝撃を受けた蔡氏は、日本人に向けてこのようにメッセージをつづりました。
火災によって悲しむ多くの日本人に寄り添い、「多くの台湾人が私と同じように心を痛めているはず」とつづった蔡氏。
そして、正殿などが全焼した首里城の再建を願いました。
投稿は拡散され、多くの日本人から感謝のメッセージや『いいね』が寄せられています。
・蔡総督、いつも日本に温かいお見舞い文をくださり本当にありがとうございます。
・お気遣いいただきありがとうございます!前を向いて修復に向けて頑張っていきたいです。
・悲しみに暮れている時、いつも肩を抱いてくれる『友人』に感謝します。日台友好!
首里城の焼失は、今回が5回目です。何度燃えてしまっても、多くの人の力によって首里城はその美しい姿を取り戻してきました。
きっといつか、首里城は再び沖縄のシンボルの1つとして不死鳥のごとくよみがえることでしょう。
[文・構成/grape編集部]