よくやった! 急病で倒れた男性を救ったのは…1年前に拾った元野良犬
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犬は飼い主への忠誠心が強い動物として知られていますが、それを証明するような出来事がありました。
ある日、アメリカ・テキサス州エルパソの消防署に「急病人が倒れている」という通報が入ります。
電話をかけてきたのはたまたま通りかかった人で、「倒れている男性のところへ犬に案内された」と話していたのです。
飼い主のピンチを救った愛犬
海外メディア『KTSM 9』によると、犬の名前はアストロといい、一緒に散歩へ行こうとした飼い主の男性が、突然倒れたのだそうです。
ただごとではないと思ったアストロは、近所の人に助けを求めて激しく吠え続けます。そこを通りかかった親切な人がアストロに気付くと、彼はその人を飼い主のところへ誘導したのです。
救急隊員が駆け付けるとアストロは飼い主の男性を守るようにそばに寄り添い、男性が救急車に乗せられると自分も一緒に乗り込もうとしたそうです。
幸い男性は命に別状はなく、現在は回復しているといいます。
消防署は「アストロがいなかったら男性は発見されなかったかもしれません」とアストロのお手柄を称え、彼にメダルと犬用ケーキを贈りました。
ピットブルのアストロは元野良犬で飼い主の男性が1年前に拾ってきたのだそう。
男性の母親はピットブルに対して怖い犬という印象があり、アストロを長く飼うかどうかは分からなかったのだとか。
しかし今回アストロが息子の命を救ってくれたことで「ピットブルに対する考え方が変わった」と話しています。
エルパソ消防署がFacebookで紹介したアストロのお手柄には、「ピットブルは愛情深くて思いやりのある犬」「犬種だけで危険だと決めつけないで」などのコメントが寄せられています。
ピットブルは闘犬用に交配された犬種ということから狂暴な犬という印象を持たれやすく、飼育が難しいともいわれます。
しかし本来は陽気な性格で飼い主への忠誠心がとても強い犬なので、育て方次第で素晴らしいペットになってくれるのです。
アストロの活躍が人々のピットブルに対するよくないイメージを変えてくれるきっかけになればいいですね。
[文・構成/grape編集部]