まな板の除菌きちんとできてる? 食中毒予防のコツとお手入れ方法とは
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- 出典
- 健栄製薬






まな板は洗剤で洗えば十分だと思っていませんか。
実は、まな板の表面にできた細かな傷には、洗剤だけでは落としきれない細菌が潜んでいることがあります。これらの細菌をしっかり取り除くには、定期的な除菌が必要です。
健栄製薬株式会社のウェブサイトでは、『まな板の正しいお手入れ方法』を紹介しています。
週に一度は除菌を!
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包丁を使っているうちに、まな板には徐々に細かな傷が付いていきます。こうした傷には食材のカスや汚れが入り込みやすく、洗剤だけでは完全に落とせません。
そのまま使用し続けると、細菌が繁殖し、食中毒の原因となる恐れがあります。清潔に保つためにも、小まめなお手入れを心がけましょう。
高温多湿の環境では菌が繁殖しやすいので、除菌の頻度を週1回以上にすると安心です。
まな板の素材によって、傷の付きやすさは異なります。お手入れを楽にしたい人は『プラスチック製』のまな板を選ぶのがおすすめです。
まな板を清潔に保つ!効果的な除菌アイテム
ここからは、除菌に効果的なアイテムを4つご紹介します。
熱湯
まな板の除菌方法の中でも取り入れやすいのが、沸騰したお湯をかけるだけの『熱湯除菌』です。
まな板の素材によっては、熱湯をかけると傷んでしまう物もあるので、事前に確認しておきましょう。
また、汚れが付いたままの状態で熱湯消毒をすると、かえって汚れが落ちにくくなる場合があります。あらかじめ洗剤で洗ってから熱湯消毒を行いましょう。
漂白剤
熱湯のほか、『漂白剤』を使った除菌も効果的です。
漂白剤は目に見えない菌を除菌する効果が期待できるうえに、まな板の汚れもきれいに落とせます。
また『キッチン用漂白剤』は、除菌効果に加えて消臭効果も。ただし、素手で触ると肌が荒れる可能性があるので、使用時はゴム手袋をして作業をしましょう。
ただし、木製のまな板など漂白剤を使えないタイプの物もあるため、漂白剤が使えるかどうかを事前に必ず確認してください。
クエン酸
『クエン酸』にも除菌や消臭の効果があります。粉末タイプを使用する場合は、水に溶かしてからスプレーボトルに入れて使いましょう。
無水エタノール
揮発性の高い『無水エタノール』も、まな板の除菌に適したアイテム。使用方法はアルコール除菌と同様で、まな板にスプレーするだけです。
なお無水エタノールは、まな板だけでなく包丁やスライサーなどの調理器具にも使えます。幅広く活用できるので、常備しておくと便利です。
まな板の除菌方法は1つではありません。取り入れやすい方法を選択し、食中毒のリスクを減らしましょう。
[文・構成/grape編集部]