「見返してやる!」融資を断られた納豆工場 起死回生のチャンスを掴む! By - grape編集部 公開:2016-01-19 更新:2018-06-03 ビジネス家族工場納豆 Share Post LINE はてな コメント 出典:内藤食品工業株式会社 北海道室蘭市にある納豆工場「内藤食品」が、銀行から融資を断られるという危機的状況から、Twitterの力を借りて起死回生のチャンスを掴もうとしています! 【悲報】緊急融資断られるorz いよいよ資金繰りが辛くなってきた\(^o^)/— 内藤食品工業 広報Mimosa (@naito_natto) 2016, 1月 14 内藤食品 家族3人で製造、経営している内藤食品。道産大粒大豆100%を使用した「おらが街」を筆頭に、こだわりを持った納豆作りに日々取り組んでいます。 出典:内藤食品工業株式会社 小さな町工場ですが、1966年の創立以来、地元民はもちろん、「北海道物産展」などで着実にファンを増やし親しまれてきました。 出典:内藤食品工業株式会社 しかし2015年12月も終わりに差しかかった時、銀行の担当者から製造者の想いを踏みにじる提案があったそうです。 バカ言ってんじゃないよ! 【おかんの怒り】銀行さん来訪。どうやら銀行さんは私達に売上を上げるため売上重視の品質低い納豆を作らせる気です。そーですか、そーですか。よくわかりました。 「うちらに品質落とした売上重視の納豆を作れってかい!バカ言ってんじゃないよ!皆よ立ち上がれ!銀行を見返すんだ!」#オンボロ商法— 内藤食品工業 広報Mimosa (@naito_natto) 2015, 12月 28 「融資してもらって赤字なのは悪いと思っている…。」と述べた上で、応援してくれている人々の想いまで無視する銀行の対応が許せなかったようです。 「私達は北海道産大豆を使った納豆を作る事しか出来ない」 【おかんの怒り】来年2月の全国納豆鑑評会でもし賞が取れなかったら、もう決断するしかない。廃業するか、赤字出しながら続けるか。それは来年2月にならないとわからない。賞を取っても、取らなくても、私達は北海道産大豆を使った納豆を作る事しか出来ないから。 #オンボロ商法— 内藤食品工業 広報Mimosa (@naito_natto) 2015, 12月 28 そして絶対に譲れないこと…それは地元の大豆を使って納豆を作ること。 たとえ赤字になろうと、自分たちの信念を曲げることを選ばなかった内藤食品は、2016年の1月上旬、銀行から融資を断られるという危機的状況に陥ってしまったのです。 広報担当:長女の本領発揮! しかしこのままでは終わらなかったのが内藤食品の広報担当(長女)。 半分開き直って融資を断られたことをTwitterに投稿すると、想像をはるかに超える反響があったのです! 続々と届く応援の声 早速購入! @naito_natto 家族に買ってきてもらいました。微力ながら、応援しています! pic.twitter.com/o9heQEPJkT— 由利子 (@hatsukari583) 2016, 1月 15 メインはれるだけの美味さ 内藤食品さん末永く続いてほしい。。。ちなみにここのねぎ味噌納豆は本気で美味い。納豆には一家言ある茨城人からしても美味い。納豆と考えるとちょっと高いけど、メインのおかずと考えたら安いと思えるはず。もちろんメインはれるだけの美味さはある。— 瀧川 幸也 (@cascade_) 2016, 1月 14 もしこの先「マツコの知らない納豆の世界」をやったら… もしこの先「マツコの知らない納豆の世界」をやったら北海道の納豆は確実にとりあげられる もともと北海道大学の前身である札幌農学校では全国に先駆けて納豆を作っていたし、今でも実は生産量はすごく多い 北海道の納豆は鉄板なんだ その上品評会の星である内藤食品の納豆はブレイク必至なんだぞ— 病理医ヤンデル (@Dr_yandel) 2016, 1月 14 中には手厳しいメッセージも 暖かいメッセージ以外にも「銀行はボランティアじゃない」「大量注文なんて一時的」等、手厳しいメッセージもありました。 もちろん、私たちはそれを理解している上で過ごしております。 ただ、この状況は私たちだけではなく中小企業も同じように悩んでいる、つらい状況にあると思います。それを理解いただければと思っています。 ☆新ないとうねっと☆ ーより引用 注文が殺到! 全国各地から多くの声援を受け、Twitterに投稿して数日もしないうちに注文が殺到。納豆の製造だけでなく、配送やネット注文の対応で、現在大忙しの様子です。 協力してくれた皆さんへ、「銀行を見返すんだ!」と意気込んだ『おかん』からメッセージ。 【おかんよりお礼とお詫び】 この度はたくさんのご注文と応援ありがとうございました。家族3人で製造していますため発送まで今しばらくお待ちください。資金繰りがうまくいかないという恥をさらしてしまい申し訳ありません。尚21日は納豆釜の検査のため製造をお休みします。どうぞご了承ください。— 内藤食品工業 広報Mimosa (@naito_natto) 2016, 1月 19 納豆の糸のように人々の縁が繋がったのは、信念を曲げずに「美味しい納豆を食べてほしい」という純粋な気持ちが人々に届いたという証拠。 平坦な道ではないかもしれませんが、これからも美味しい納豆を待っている人々のために作り続けてください!悔しい気持ちをバネに、倍返しできる日がくることを願っています。 多くのお気持ち受け止めております。ありがとうございます。もちろん一時的にしてはいけないし、当店をきっかけに中小の納豆屋の現状が伝われば幸いです。辛いのは皆同じですし廃業していった仲間も多くいます。もう同業者の廃業は見たくない!今後も日本の伝統食納豆をよろしくお願いします。— 内藤食品工業 広報Mimosa (@naito_natto) 2016, 1月 18 内藤食品工業株式会社 ※注文殺到のため、内藤食品の通販サイトは一時閉鎖中とのことです。対応終了後にネット注文を受け付けるそうなので、気になった方は時間をあけてチェックしてみてください。 出典 内藤食品工業株式会社/☆新ないとうねっと☆/@naito_natto/@Dr_yandel/@denchiman/@hatsukari583 Share Post LINE はてな コメント
北海道室蘭市にある納豆工場「内藤食品」が、銀行から融資を断られるという危機的状況から、Twitterの力を借りて起死回生のチャンスを掴もうとしています!
内藤食品
家族3人で製造、経営している内藤食品。道産大粒大豆100%を使用した「おらが街」を筆頭に、こだわりを持った納豆作りに日々取り組んでいます。
出典:内藤食品工業株式会社
小さな町工場ですが、1966年の創立以来、地元民はもちろん、「北海道物産展」などで着実にファンを増やし親しまれてきました。
出典:内藤食品工業株式会社
しかし2015年12月も終わりに差しかかった時、銀行の担当者から製造者の想いを踏みにじる提案があったそうです。
バカ言ってんじゃないよ!
「融資してもらって赤字なのは悪いと思っている…。」と述べた上で、応援してくれている人々の想いまで無視する銀行の対応が許せなかったようです。
「私達は北海道産大豆を使った納豆を作る事しか出来ない」
そして絶対に譲れないこと…それは地元の大豆を使って納豆を作ること。
たとえ赤字になろうと、自分たちの信念を曲げることを選ばなかった内藤食品は、2016年の1月上旬、銀行から融資を断られるという危機的状況に陥ってしまったのです。
広報担当:長女の本領発揮!
しかしこのままでは終わらなかったのが内藤食品の広報担当(長女)。
半分開き直って融資を断られたことをTwitterに投稿すると、想像をはるかに超える反響があったのです!
続々と届く応援の声
早速購入!
メインはれるだけの美味さ
もしこの先「マツコの知らない納豆の世界」をやったら…
中には手厳しいメッセージも
注文が殺到!
全国各地から多くの声援を受け、Twitterに投稿して数日もしないうちに注文が殺到。納豆の製造だけでなく、配送やネット注文の対応で、現在大忙しの様子です。
協力してくれた皆さんへ、「銀行を見返すんだ!」と意気込んだ『おかん』からメッセージ。
納豆の糸のように人々の縁が繋がったのは、信念を曲げずに「美味しい納豆を食べてほしい」という純粋な気持ちが人々に届いたという証拠。
平坦な道ではないかもしれませんが、これからも美味しい納豆を待っている人々のために作り続けてください!悔しい気持ちをバネに、倍返しできる日がくることを願っています。
内藤食品工業株式会社
※注文殺到のため、内藤食品の通販サイトは一時閉鎖中とのことです。対応終了後にネット注文を受け付けるそうなので、気になった方は時間をあけてチェックしてみてください。