母乳を飲む子犬たち この写真に人々が涙したワケは…? 「奇跡だ」
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「急いで猫のふりをしたのかも」 飼い主が怖くなった光景がこちら猫のぽーくんは、飼い主さんが帰宅すると、まるで人間のように座っていたのでした。
出産は、母親にとっても生まれてくる赤ちゃんにとっても命がけです。母子ともに健康に終えられるとは限りません。
アメリカのミネソタ州で、メス犬のポピーが10匹の子犬を産みました。
子犬たちは全員元気でしたが、ポピーは出産後すぐに亡くなってしまいます。
ポピーの世話をしていたレキシー・ジョンソンさんは、悲しむ間もなく、子犬たちの世話に奮闘。
お腹を空かせた子犬たちに哺乳瓶でミルクを与えるなど、ほぼノンストップで面倒をみる日々が始まりました。
それから約2週間後、レキシーさんの家にペッパーという犬が仲間入りします。
実はペッパーは出産したばかりだったのですが、残念ながら子犬たちは全員亡くなってしまったのです。
そのことを知ったレキシーさんは「ペッパーがポピーの子犬たちの母親代わりになってくれるかもしれない」と期待して、ペッパーを家に迎えることにします。
こうしてペッパーにポピーの子犬たちを会わせてみると…5分後にはこうなりました。
母乳を求めてペッパーに群がる子犬たち。そんな子犬たちをすんなりと受け入れたペッパーはとても穏やかな表情をしています。
レキシーさんは「昨夜また泣いてしまいましたが、これは嬉し涙です。ポピーは、ペッパーが母親役を引き継いでくれたことに感謝しているでしょう」と写真を投稿。
するとたくさんの感動の声が寄せられました。
・もらい泣きした!なんて素晴らしいんだ!
・これぞ奇跡だね。子犬たちにとっても、母犬にとっても本当によかった。
・こんな感動的なニュース、久しぶりに聞いたよ。
子犬たちは全員すくすくと成長していて、里親の募集が始まっています。数匹はすでに家族が決まったとのこと。
レキシーさんは「ものすごく困難な時期の後でさえ、いい日が来るということをあなたに思い出してもらうために、ペッパーはここにいます」とつづっています。
誕生したばかりの子犬たちを失ったペッパーの悲しみは計り知れません。
そんなペッパーの心を癒したのは、彼女に『母親』としての時間を与えたポピーの子犬たちだったのではないでしょうか。
そしてもちろん、子犬たちはペッパーのおかげで、栄養たっぷりの母乳と母親の温もりを受け取ることができました。
きっと天国のポピーも喜んでいることでしょう。
[文・構成/grape編集部]