木村花さんの母まで中傷被害に 「信じられない」「猛省して」と加害者に怒りの声
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
- 出典
- 産経ニュース/Change.org
インターネットが発展し、SNSが普及したことによって、著名人への誹謗中傷が深刻な問題となっている昨今。
相手の顔が見えないことから、画面の向こうに生身の人間がいることを実感できず、攻撃的な言動をとってしまう人が増えているのでしょう。
2020年5月には、プロレスラーとして活躍していた木村花さんが22歳という若さで命を絶ち、誹謗中傷行為の恐ろしさについて多くの人が再認識しました。
しかし、木村花さんの件があったにもかかわらず、悲しいことに著名人に対する誹謗中傷行為は絶えません。
木村花の母親を誹謗中傷した男性が書類送検に
2021年9月16日、木村花さんの母親であり、元女子プロレスラーである木村響子さんを誹謗中傷したとして、警視庁は40代男性を書類送検しました。
産経ニュースによると、男性はインターネット上で木村響子さんを中傷したとして、侮辱容疑をかけられているとのことです。
誹謗中傷によって我が子を失った母親を中傷する、という事件に、ネットでは多くの人から「猛省してほしい。許される行為ではない」「信じられない。どうして母親まで」といった声が上がりました。
木村響子さんは木村花さんの一件を受け、侮辱罪の厳罰化を求める活動を開始。署名を求めるサイトでは、このように思いを明かしています。
2021年9月現在の侮辱罪について「人の命を奪う可能性があるにもかかわらず、令和の時代に合った罪の重さではない」という木村響子さん。
木村響子さんがいうように、著名人に限らず誹謗中傷行為で多くの人が深い傷を負っています。中には、命を絶ってしまうほど追い詰められた人もいるでしょう。
「自分が泣き寝入りすることで、さらに被害者が増えてしまう」という考えから、誹謗中傷行為にしかるべき処置をする著名人も増えてきています。
インターネットは匿名ではありません。誹謗中傷をする人たちが減り、1人でも傷付く人が減ることを祈るばかりです。
[文・構成/grape編集部]