親が子供にいう「置いていくからね」を使い続けていると? 将来に与える影響が「なるほど」
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子供の頃、親にだだをこねて、「置いていくからね!」「もう知らない!勝手にしなさい」といった言葉をかけられた人はいるのではないでしょうか。
「置き去りにされたらどうしよう…」と不安になり、泣いてしまう子供もいます。
自身のYouTubeチャンネルで、保育士として子育てに関する情報を発信している、てぃ先生さんは、上記の言葉をかけるのはよくないと指摘。
動画の中で、その理由と解決策を示しました。
子供が帰りたがらない様子を見せると、親から「置いていくからね!」といわれてしまいます。ですが、親が立ち去って、本当に子供を放置することはありません。
その状況に、子供は「『置いていく』といわれたけど、ママやパパは離れていかないな…」と混乱することに。
「勝手にしなさい!」も同様で、「こういえば我が子は従うだろう」と考え、いう人もいるのではないでしょうか。
実際に自由に動き回った結果、また親から叱られた子供は、「『勝手にしなさい』といわれたのに、なんで?」と、その状況を理解できません。
「置いていくからね」「勝手にしなさい!」といった言葉をかけられ続けると、てぃ先生は、子供に次のような影響が出る可能性があると説明しました。
・自己肯定感が下がる。
・周囲の人を信用できなくなる。
・自分の気持ちを表現できなくなる。
・思考力が下がる。
・周囲に「こうしなきゃ、こうしてあげないよ」と、親からかけられた言葉をまねする。
いずれも、その後の行動や性格に影響をおよぼしそうなことばかり。てぃ先生は、代わりに次のような表現を伝えるのがよいと話しました。
・無条件に子供を認めていることを示す。
例:起床時、「大好きな○○ちゃん、おはよう!」など、子供を呼んだ時に無条件の愛情を伝える。
・子供に選択肢を持たせてあげる。
例:「片付けなさい!」ではなく、「こっちとあっちのおもちゃ、どちらから片付ける?」。
・子供にあらかじめ、先の見通しを持ってもらう。
例:「これをしたら、その後は○○をするよ」。
「置いていくよ」「もう知らないからね」などのネガティブな言葉をかけるよりも、ポジティブな言葉を伝えるのがよさそうです。
てぃ先生の解説に、「愛がある」「気を付けないといけないですね」と、多くの人が感心しました。
「置いていくからね!」と子供にいうと、泣きながらでも親と一緒に帰ります。ですが、子供の行動を変えられるからといって、将来に影響をおよぼすのは避けたいところ。
てぃ先生が解説した言葉を実践してみて、愛のある育児をしていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]