「行けたら行くわ」がかっこよく聞こえる?小学生の短歌が天才的
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「このドレス、全て母が編みました」 世界に1つだけのウエディングドレスに大反響「このドレス、全て母が編みました」約30年前のウエディングドレスが美しすぎると大反響!プロの母が半年かけて作った、世界に一つだけの愛のドレスに感動します。

母親「帰りにJALの飛行機乗ったんだけど…」 機内での出来事に「CAさんすごい」「普通はできない」飛行機の事情により動画が再生停止された時のこと。娘さんは「アンパンマン~」と大声で泣き始めてしまったといいます。
- 出典
- @osamusanta






幻冬舎から発売されている『57577(ゴーシチゴーシチシチ)』というゲームをご存じですか。
『5音カード』と『7音カード』を組み合わせて、短歌を作るワードゲームです。
ギャグ系、しっとり系、青春系など、さまざまなワードが用意されており、 組み合わせによっては奇想天外な短歌が生まれます!
オサム(@osamusanta)さんは、小学校三年生の娘さんと一緒に、このゲームを楽しんでいました。
すると、娘さんが非凡な才能を見せつけてきます。
『こっそりと パジャマ姿の 待ち合わせ あわてんぼうの 運命の人』
娘さんによると「親に内緒で幼馴染と夜待ち合わせをした。君はあわてんぼうだからパジャマ姿で来た」という意味のようです。
まるで青春の1ページのような、なんともいえない懐かしさがありますね。
オサムさんが『青春の鬼』と評する娘さんは、このように味わい深い短歌を連発していきます。
中でも、もっとも反響が大きかった作品がこちらです!
『雨の中 君と出会った 放課後に 行けたら行くわ タイムマシンで』
オサムさんは、この短歌を下記のように解説します。
『行けたら行くわ』は、遠回しな否定で使われがちだけど、娘のこの歌は『行けるものなら行きたい』という切望の意味になっている。
最後に『タイムマシン』があることで、「あの雨の放課後にはもう戻れないんだ」と分かり、さっきまで色鮮やかだった風景が、一気にセピア色になる。
オサムさんが悔しがるほどの、センスを炸裂させた娘さん。
こちらの短歌は、18万件を超える『いいね』を集め、テレビでも取り上げられるほどの話題となりました。
【ネットの声】
・「行けたら行くわ」にこんな素晴らしい使い方があったとは…!
・色んな情景が浮かんでは消えて、もう1時間ぐらい眺めてる。
・学園ドラマでも、SFアニメでも、恋愛小説でも当てはまりそう。センス抜群です!
・「エモい」のニュアンスって説明しづらいけど、これだよ、これがエモさだよ!
『5音カード』と『7音カード』を組み合わせて、自由に短歌を作っていく『57577』。
ゲームのランダム性も相まって、思いがけず心を揺さぶる歌が誕生するかもしれません。
気になった人は、遊んでみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]