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「行けたら行くわ」がかっこよく聞こえる?小学生の短歌が天才的

By - grape編集部  公開:  更新:

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幻冬舎から発売されている『57577(ゴーシチゴーシチシチ)』というゲームをご存じですか。

『5音カード』と『7音カード』を組み合わせて、短歌を作るワードゲームです。

ギャグ系、しっとり系、青春系など、さまざまなワードが用意されており、 組み合わせによっては奇想天外な短歌が生まれます!

オサム(@osamusanta)さんは、小学校三年生の娘さんと一緒に、このゲームを楽しんでいました。

すると、娘さんが非凡な才能を見せつけてきます。

『こっそりと パジャマ姿の 待ち合わせ あわてんぼうの 運命の人』

娘さんによると「親に内緒で幼馴染と夜待ち合わせをした。君はあわてんぼうだからパジャマ姿で来た」という意味のようです。

まるで青春の1ページのような、なんともいえない懐かしさがありますね。

オサムさんが『青春の鬼』と評する娘さんは、このように味わい深い短歌を連発していきます。

中でも、もっとも反響が大きかった作品がこちらです!

『雨の中 君と出会った 放課後に 行けたら行くわ タイムマシンで』

オサムさんは、この短歌を下記のように解説します。

『行けたら行くわ』は、遠回しな否定で使われがちだけど、娘のこの歌は『行けるものなら行きたい』という切望の意味になっている。

最後に『タイムマシン』があることで、「あの雨の放課後にはもう戻れないんだ」と分かり、さっきまで色鮮やかだった風景が、一気にセピア色になる。

オサムさんが悔しがるほどの、センスを炸裂させた娘さん。

こちらの短歌は、18万件を超える『いいね』を集め、テレビでも取り上げられるほどの話題となりました。

【ネットの声】

・「行けたら行くわ」にこんな素晴らしい使い方があったとは…!

・色んな情景が浮かんでは消えて、もう1時間ぐらい眺めてる。

・学園ドラマでも、SFアニメでも、恋愛小説でも当てはまりそう。センス抜群です!

・「エモい」のニュアンスって説明しづらいけど、これだよ、これがエモさだよ!

『5音カード』と『7音カード』を組み合わせて、自由に短歌を作っていく『57577』。

ゲームのランダム性も相まって、思いがけず心を揺さぶる歌が誕生するかもしれません。

気になった人は、遊んでみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@osamusanta

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