猫の形に刈り込まれた巨大な木 これって本物? 「素晴らしい」「涙が出た」
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
西洋の庭園でよく見られるトピアリー。トピアリーとは、木を動物や幾何学模様など、さまざまな形に刈り込んだ作品です。
イギリスに、ユニークなトピアリー制作で知られる男性がいます。
アーティストのリチャード・サンダースさんが作るのは、猫の形のトピアリー。
そんなリチャードさんの作品は、私たちの想像を超えるものなのです。
美しい庭園で湖の水を飲んでいる、大きな猫のトピアリー。
モデルになっているのは、リチャードさんの愛猫のトリーです。
こんなに巨大なトピアリーを一体どうやって作ったのか、疑問に思う人も多いはず。
実は、このトピアリーは実在しません。これは、リチャードさんが作ったアート作品なのです。
リチャードさんは、最初に作った作品を写真共有サイトに載せました。
すると拡散されて、たちまち人気が出たのだそう。
その反響を受けて、彼は『The Topiary Cat(トピアリー・キャット)』というFacebookアカウントを作成しました。
そこで自分の作品を投稿し始めると、訪れる人がどんどん増え、2021年11月現在、4万人以上がフォローしています。
しかし、悲劇は突然訪れました。最愛のトリーが2016年に亡くなったのです。
悲しみに打ちひしがれたリチャードさんは、もうトリーをモデルにしたトピアリーアートの制作を止めようと思ったのだとか。
ところがその時、多くのFacebookのフォロワーから「ぜひ続けてほしい」と励まされ、彼は作品を作り続けることにしました。
あまりにリアルな出来栄えから、トピアリーが本物だと信じる人もいて、「行ってみたいのですが、この場所はどこですか?」という問い合わせも多いのだとか。
そんな『The Topiary Cat』の作品には、猫好きの人たちからたくさんのコメントが寄せられています。
・見ているだけで癒される。言葉にならないくらい素晴らしいよ。
・これらが本物だったらいいのに!美しくて魔法のようだわ。
・天国へ行った私の猫を思い出して、涙が出た。
たとえ実在しなくても、「こんな場所があったら行ってみたいな」と夢が広がりますね。
リチャードさんの作品が見る人の心を打つのは、彼のトリーへの愛情が伝わるからではないでしょうか。
天国へ旅立った後も、トリーはいつでも作品の中で生き続け、リチャードさんのそばにいます。
もっといろいろな作品が見たい人は、『The Topiary Cat』のFacebookをのぞいてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]