夢を叶えてもらえることになった、13歳の少年 誰もが驚いた『願い』とは?
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出典:makeawishms

「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。

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「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。
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1980年にアメリカで活動を開始した、ボランティア団体『メイク・ア・ウィッシュ(make-a-wish)』。
重い病気と闘っている子供たちの夢を叶え、生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらうことを願って設立されました。
これまでに多くの子供たちの「ディズニーランドに行きたい」「大好きな有名人に会いたい」などといった、さまざまな願いを叶えています。
病気と闘う13歳の少年の願いとは
2021年9月、ミシシッピ州に住む13歳のエイブラハムくんは、『メイク・ア・ウィッシュ』で夢を叶える権利を手に入れます。
海外メディア『The Indian Express』によると、エイブラハムくんは2020年に血液の病気である、再生不良性貧血と診断されました。
その後、骨髄移植手術を受けて、無事に成功。
そしてこのたび、『メイク・ア・ウィッシュ』が彼の夢を叶えてくれることになったのですが、エイブラハムくんが願ったのは、テーマパークへ行くことでも、スターに会うことでもありませんでした。
彼の願いはホームレスの人たちに食事を提供したいというものだったのです。
こうして地元の人たちの協力を得て、エイブラハムくんは80食分の食事をホームレスの人たちに配りました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
エイブラハムくんの母親は息子の願いを聞いた時、思わず「本当に?たくさんのことができるのよ。あなた、ゲーム機は欲しくないの?」と聞き返したのだとか。
息子にいつでも「寄付することの大切さを教えてきた」という父親も、とても喜んだということです。
このエイブラハムくんの利他的な行動には、称賛の声が上がっています。
また、ホームレスの人たちへの食事の提供は、来年まで毎月続けられるそうです。
『メイク・ア・ウィッシュ』で大きな夢を叶えられる権利を、ホームレスの人たちのために使ったエイブラハムくん。
「誰かを喜ばせることが自分にとっての幸せ」という、13歳の少年の美しい心は、私たちに大切なことを教えてくれた気がします。
[文・構成/grape編集部]