流行語大賞の授賞式を辞退した理由に「人間の鑑だ!」 スーパーボランティアの言葉が話題に
公開: 更新:

※写真はイメージ

ポケットティッシュはそのままカバンに入れないで! 持ち運び方に「正解コレ」ポケットティッシュがカバンの中で潰れてボロボロになっていたという経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ポケットティッシュをグシャグシャにならずに持ち歩ける裏技を紹介します。

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。
- 出典
- とくダネ!
2018年12月3日、ユーキャンが主催する毎年恒例の『流行語大賞』が発表されました。
栄えある年間大賞は、平昌オリンピックでで銅メダルに輝いた、カーリング女子日本代表『LS北見』の掛け声『そだねー』に決定。
ほかにはトップテンとして『(大迫)半端ないって』や『おっさんずラブ』『#MeToo』『ボーっと生きてんじゃねーよ!』などが選ばれました。
そして、トップテンの中には『スーパーボランティア』の言葉もありました。
授賞式を辞退した『スーパーボランティア』の言葉に、称賛の声相次ぐ
『スーパーボランティア』とは、同年8月に山口県で行方不明になった2歳男児を発見し、注目を集めたボランティア活動家の尾畠春夫さんを指す言葉です。
尾畠さんは、ほかにも新潟県中越地震や東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨など、さまざまな被災地でボランティア活動を行ってきました。
しかし、今回の授賞式を尾畠さんは辞退…同月4日に放送された情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)で、その理由について語ったインタビューが放送されました。
カメラに向かって、穏やかな表情でそうコメントした尾畠さん。
「自分は『スーパーボランティア』ではなく、いちボランティア」「これを機に、ボランティアが1人でも増えると嬉しい」というと、いつものようにゴミ拾いを行いました。
ちなみに同年11月7日、尾畠さんは同番組の取材で「流行語大賞を受賞したら、授賞式には行きますか?」と質問され、このように返していました。
豪快に笑いながら、ハッキリとそういった尾畠さん。授賞式を辞退するのは、以前から心に決めていたようです。
『スーパーボランティア』の姿に、心打たれる人が続出
尾畠さんが授賞式を辞退した理由が明らかになると、ネット上では多くの称賛の声が上がりました。
・本当に素敵な人だ。こんな人間になりたい。
・「当たり前のことをしただけ」といい切れるのがすごい。人間の鑑だ…。
・本人は否定しても、やっぱりこの人は『スーパーボランティア』だよ。
・匿名での慈愛が、チャリティーやボランティアの基本精神だと思う。
名誉や称賛を欲さない尾畠さんからすると、こういった数多の称賛の声を受けても『いちボランティア』なのでしょう。
尾畠さんの唯一の願いが叶い、その姿に感銘を受けた人が優しい心を持ち、ボランティアを始めるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]