大ケガをした犬が退院の日 迎えに来た『友達』を見ると… 「号泣した」
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動物が大好きなサマンサ・ジマーさんは、アメリカのテキサス州で家族のいない犬たちの保護活動をしています。
2022年3月、彼女はFacebookで2匹の野良犬についての投稿を見つけました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、投稿には「1匹が車にはねられた」と記されていたのだそう。
サマンサさんと婚約者のジョージさんは、2匹を助けるために犬が目撃された場所へ向かいます。
2人がその場所に到着すると、1匹の犬が道路の端に横たわっていました。
そしてその犬のすぐそばには、大ケガをして動けないもう1匹の犬がいたのです。
道路にいた犬は、ケガをした友達を見守りながら、道路に出て助けを求めていたように見えました。
サマンサさんは「もし犬が道路にいなかったら、ケガをした犬を見つけられなかったでしょう」とつづっています。
彼女は道路にいた犬をコリー、ケガをした犬をマシューと名付けます。
マシューはすぐに動物病院に運ばれ、複数の骨折などひどいケガをしているのが分かりました。
しかし幸い命に別状はなく、数か月で回復する見込みです。
また、コリーは一時的な世話をする人の家に預けられました。
そしてマシューが救急治療を終えて退院する日、サマンサさんはコリーと一緒にマシューを病院へ迎えに行くことにします。
しばしの間、離ればなれだった2匹の再会の瞬間がこちらです。
コリーを見たとたん、しっぽをブンブンと振り始めたマシュー。
そんなマシューを見つめるコリーも、友達が無事だったことを喜んでいるようです。
この動画には300万件の『いいね』が集まり、2匹の友情に多くの人が涙しました。
・この喜んでいるしっぽを見て。お互いに会えて嬉しかったんだね。
・2匹の間に真の友情があるのが分かる。
・仕事中なのに号泣してしまった。
その後の検査の結果、2匹ともフィラリア陽性が判明したため、3か月間の治療が必要になるのだとか。
治療が終わったら、それぞれ里親を募集するそうです。
ケガをしたマシューのそばを離れなかったコリーはきっと、友達を助けようとしていたのでしょう。
2匹の関係性は分かりませんが、2匹とも人懐っこく、ほかの犬も大好きなのだとか。
野良犬になる前は、誰かに飼われていたのかもしれません。
2匹が健康になって、優しい里親と暮らせる日が早く来るといいですね。
[文・構成/grape編集部]