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『ハーブの女王』と呼ばれるラベンダーは、心地よい香りが最高

By - 押阪 忍  公開:  更新:

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こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。

ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言ひとりごと』にお付き合いください。

ラベンダーの香りに誘われて

今、ラベンダーが、いい香りで咲いています。ラベンダーは、5月から7月にかけて咲く花ですが、茎をまっすぐ上に伸ばし、その端に小さな稲穂のような花をつける とても可憐な花ですよね。

色は薄い紫が主流ですが、濃い紫、それに緑色のラベンダーもあるそうです。

ラベンダーと言えば、何と言っても、香り一番です。フローラルの心地よいかおりが特徴でして、ヨーロッパでは、『ハーブの女王』と呼ばれ、古くから栽培されて来ました。

庭から摘み取ってお風呂に入れたり、『サシェ』という布の袋に入れて、衣類の香りづけにしたり、日常の暮らしの中で、上手に利用されて来ています。

また、ラベンダーの花を蒸留して得られる『精油』は、アロマテラピーでは『万能の精油』として人気があります。

一般的には、リラックス、精神安定などに良い精油と言われているようですね。

最近では、『ルームフレグランス』として、日常生活に取り入れる人もいれば、デンタルクリニックで、歯のクリーニングのオプションに使われるなど、様々に活用されているようです。

歯医者さんで、当方も一度体験しましたが、気分爽やかでしたねぇ…。

6月から7月にかけて、北海道の富良野では、一面に広がるラベンダー畑が最大の観光スポットになりますが、梅雨の無い北海道だけに、機会があれば、いらしてみては如何でしょうか…。

香り最高、景観最高、観光客の笑顔も最高… そんな気持ちがしております。拙宅では、今、地植えの薄紫色のラベンダーが何とも言えない良い香りを漂わせております。

<2022年6月>

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フリーアナウンサー 押阪 忍

1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2022年現在、アナウンサー生活64年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

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