ペットをなかなか飛行機に乗せない空港職員 何をしているのかと思ったら?
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ペットを連れて飛行機に乗る場合、多くの航空会社では貨物室に預けられます。
飼い主と離ればなれになることで、ペットが不安になったり、体調を崩したりしないかと心配する飼い主も少なくないでしょう。
犬を飛行機に乗せる職員の行動が話題に
オーストラリアでジャーナリストをしている、ジャクリーン・フェルゲイトさんは、パースの空港で、ペットが機内に乗せられる様子を目にしました。
そこで彼女は思わず、動画を撮り始めます。
その理由は…こちらをご覧ください。
空港職員の男性はケージのそばに座り、少しの間、ペットに何かを話しかけていました。
それから、そっとケージを持ち上げて、優しくベルトコンベアーの上に乗せ、機内に入っていくところまで見送ったのです。
その様子を見ていたジャクリーンさんは感動し、動画をTikTokに投稿。
すると、たちまち拡散され、男性の行動を称賛する声が殺到したのです。
反響を受けて、彼女は数日後にその男性を探し出し、本人に取材をすることにしました。
男性の名前は、チャドさんといい、ヴァージン・オーストラリア航空で手荷物の取り扱い作業員として働いています。
動画に映っていた時、チャドさんが話しかけていたのは、クーパーという犬だそう。
ジャクリーンさんが「あの時、かわいいクーパーに何といっていたのですか?」と尋ねると、チャドさんはこう答えました。
動物が大好きだという、チャドさん。
「人よりも動物のほうが好きなんです」と笑う彼に対して、たくさんの共感と称賛の声が寄せられています。
・こんな人がいてくれると思うと、ペットを預ける不安が軽くなるよ。
・なぜだか分からないけれど、彼の優しさに泣けてきた。
・私も人より、犬のほうが好き。彼らは絶対に裏切らないから。
チャドさんの動画は後日、なんとヴァージン・オーストラリア航空のCEOの目にも留まりました。
そしてCEO自らがチャドさんに会って、彼の働きぶりを称え、ビジネスクラスの航空券をプレゼントしました。
普段と違う環境である飛行機での移動は、人でも不安になる場合があります。
ましてやペットにとっては、エンジン音や気圧の変化にストレスを感じないわけがないでしょう。
チャドさんの優しさが込められた見送りは、ペットに安心感を与えてくれそうですね。
[文・構成/grape編集部]