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草むらにいた野鳥のポーズに「おじさんみたいで笑った」

By - grape編集部  公開:  更新:

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みなさんは、『ヨシゴイ』という鳥を知っていますか。

湖沼や河川、海岸などで目にするイネ科の植物『ヨシ』の草原に住む、サギの一種です。

ヨシゴイは茂みの中にいることが多いため、人間からは見つけづらいといわれています。

ヨシゴイが立つ姿にクスッ!

そんなヨシゴイの脚に、「初めて見た」「おじさんみたい」といった反響が上がりました。

ジュンパイ(@kotori_jp)さんが撮影した、ヨシゴイの姿がこちら。

めちゃくちゃガニ股…!

ヨシゴイは、2本の脚をガニ股のように開き、植物の上に立っています。

すらっとした脚も個性的ですよね。

ヨシゴイの姿は、多くの人の関心を集めました。

・「よっこいしょ」といった声が聞こえてくる…!

・カエルかと思ったら、鳥なのね!

・なかなかに衝撃的!漫画に出てきそうな立ち方に、笑った。

ヨシゴイは準絶滅危惧の生き物

人々をクスッとさせたヨシゴイ。

実は、環境省が定める基準によると、『準絶滅危惧(NT)』に指定されている生き物です。

『準絶滅危惧(NT)』は、現時点では絶滅する危険度は小さいものの、生息条件の変化次第では『絶滅危惧』に指定される可能性がある生き物です。

しかし、ヨシゴイが繁殖するために必要なヨシ原は年々、各地で行われている開発などの影響で、減少傾向にあるといわれています。

ヨシ群落の保全と再生に取り組んでいる滋賀県によると、琵琶湖にある、ヨシが生えている群落は、1953年から2007年までの54年間で、約100ヘクタールも減少。

東京ドームおよそ20個ぶんの面積が減少したことになるのです。

そのため、ヨシの保全や再生活動が行われています。

また、日本野鳥の会では、『バードメイト寄付』と呼ばれる、野鳥の自然環境を保護するための寄付も。

ヨシゴイを目にしたことを機に、私たちにできることは何か、考えていきたいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@kotori_jp滋賀県公益財団法人日本野鳥の会

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