草むらにいた野鳥のポーズに「おじさんみたいで笑った」 By - grape編集部 公開:2022-06-16 更新:2022-06-16 野鳥鳥 Share Tweet LINE コメント みなさんは、『ヨシゴイ』という鳥を知っていますか。 湖沼や河川、海岸などで目にするイネ科の植物『ヨシ』の草原に住む、サギの一種です。 ヨシゴイは茂みの中にいることが多いため、人間からは見つけづらいといわれています。 ヨシゴイが立つ姿にクスッ! そんなヨシゴイの脚に、「初めて見た」「おじさんみたい」といった反響が上がりました。 ジュンパイ(@kotori_jp)さんが撮影した、ヨシゴイの姿がこちら。 鳥界のKing of ガニ股 pic.twitter.com/at9R6fothd— ジュンパイ (@kotori_jp) June 14, 2022 めちゃくちゃガニ股…! ヨシゴイは、2本の脚をガニ股のように開き、植物の上に立っています。 すらっとした脚も個性的ですよね。 ヨシゴイの姿は、多くの人の関心を集めました。 ・「よっこいしょ」といった声が聞こえてくる…! ・カエルかと思ったら、鳥なのね! ・なかなかに衝撃的!漫画に出てきそうな立ち方に、笑った。 ヨシゴイは準絶滅危惧の生き物 人々をクスッとさせたヨシゴイ。 実は、環境省が定める基準によると、『準絶滅危惧(NT)』に指定されている生き物です。 『準絶滅危惧(NT)』は、現時点では絶滅する危険度は小さいものの、生息条件の変化次第では『絶滅危惧』に指定される可能性がある生き物です。 しかし、ヨシゴイが繁殖するために必要なヨシ原は年々、各地で行われている開発などの影響で、減少傾向にあるといわれています。 ヨシ群落の保全と再生に取り組んでいる滋賀県によると、琵琶湖にある、ヨシが生えている群落は、1953年から2007年までの54年間で、約100ヘクタールも減少。 東京ドームおよそ20個ぶんの面積が減少したことになるのです。 そのため、ヨシの保全や再生活動が行われています。 また、日本野鳥の会では、『バードメイト寄付』と呼ばれる、野鳥の自然環境を保護するための寄付も。 ヨシゴイを目にしたことを機に、私たちにできることは何か、考えていきたいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @kotori_jp/滋賀県/公益財団法人日本野鳥の会 Share Tweet LINE コメント
みなさんは、『ヨシゴイ』という鳥を知っていますか。
湖沼や河川、海岸などで目にするイネ科の植物『ヨシ』の草原に住む、サギの一種です。
ヨシゴイは茂みの中にいることが多いため、人間からは見つけづらいといわれています。
ヨシゴイが立つ姿にクスッ!
そんなヨシゴイの脚に、「初めて見た」「おじさんみたい」といった反響が上がりました。
ジュンパイ(@kotori_jp)さんが撮影した、ヨシゴイの姿がこちら。
めちゃくちゃガニ股…!
ヨシゴイは、2本の脚をガニ股のように開き、植物の上に立っています。
すらっとした脚も個性的ですよね。
ヨシゴイの姿は、多くの人の関心を集めました。
・「よっこいしょ」といった声が聞こえてくる…!
・カエルかと思ったら、鳥なのね!
・なかなかに衝撃的!漫画に出てきそうな立ち方に、笑った。
ヨシゴイは準絶滅危惧の生き物
人々をクスッとさせたヨシゴイ。
実は、環境省が定める基準によると、『準絶滅危惧(NT)』に指定されている生き物です。
『準絶滅危惧(NT)』は、現時点では絶滅する危険度は小さいものの、生息条件の変化次第では『絶滅危惧』に指定される可能性がある生き物です。
しかし、ヨシゴイが繁殖するために必要なヨシ原は年々、各地で行われている開発などの影響で、減少傾向にあるといわれています。
ヨシ群落の保全と再生に取り組んでいる滋賀県によると、琵琶湖にある、ヨシが生えている群落は、1953年から2007年までの54年間で、約100ヘクタールも減少。
東京ドームおよそ20個ぶんの面積が減少したことになるのです。
そのため、ヨシの保全や再生活動が行われています。
また、日本野鳥の会では、『バードメイト寄付』と呼ばれる、野鳥の自然環境を保護するための寄付も。
ヨシゴイを目にしたことを機に、私たちにできることは何か、考えていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]