「いつか見た悪意なんかと比べものにならない」 母親の実体験に涙
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
子供を産む前は、多くの親が不安で胸にいっぱいになることでしょう。
それが初めての出産であれば、なおのこと。
ほかほか命(hokahokainochi)さんもまた、第1子を妊娠中、これから始まる育児に不安感を抱いていたといいます。
なぜなら、妊娠中、SNSを通して子育て中の親に対する『悪意』をたくさん目にしてしまったためでした。
残念なことに、子連れの親や子供に対して、理不尽な敵意や悪意をぶつけてくる人がいるのも事実。
「もしも自分が、その対象になってしまったら」と考え、不安にかられてしまうのも無理はありません。
しかし、出産後に待っていたのは、悲しみや怒りよりも、「ありがとう」であふれる世界でした。
ほかほか命さんがInstagramに投稿した、これまで出会った人々とのエピソードをご紹介します。
泣き止まない我が子に優しく声をかけてくれた老夫婦、席を譲ってくれた学生、時には我が子よりも少しだけ年上の子供でさえ、投稿者さんに『優しさ』をもって接してくれたのでした。
年齢や性別に関係なく、多くの人の善意に触れるたび、投稿者さんの胸いっぱいに「ありがとう」と、感謝と喜びが広がっていったのです。
どうしてもネガティブな出来事ばかり大きく取り上げられてしまう世の中だけど、それよりずっとたくさんの優しい人たちがいて、それに救われてる人間がいることを伝えられたらいいなあと、ない頭で考える今日この頃です。
投稿を通して、そうつづる投稿者さん。
「もしかしたら余計なお世話かもしれない」と、親子連れに声をかけるのをためらってしまう人は少なくないことでしょう。
しかし、勇気を出したその先には、優しい世界が広がっているはず。
投稿者さんが、そうだったように、その優しさが誰かを救うこともあるのです。
[文・構成/grape編集部]