インコが脚の病気かと思ったら? 獣医師の言葉に「ジーンとした」「優しい世界」
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動物は人語を発することができないため、飼い主がケガや病気を素早く察知し、動物病院に連れて行く必要があります。
人間と同様に、時にはほんのちょっとの違和感が、重大な病気の発覚につながることもあるのです。
「インコが病気かも…」と心配していたら?
シロハラインコのぽぽくんと暮らしている飼い主の、こばと(@kobato_popopo)さんには、気になることがありました。
それは、時々ぽぽくんが飼い主さんの腕から滑り落ちてしまうこと。
種類にもよりますが、一般的に鳥の脚は枝をしっかりとつかむことができる構造をしています。腕から滑り落ちるぽぽくんを見て、飼い主さんは脚の病気を心配したのです。
昔飼っていたセキセイインコが脚気(かっけ)を患った経験から、不安になった飼い主さん。すると、ぽぽくんを診察した獣医師は、このように述べました。
脚の力は充分ですよ。爪で人を傷付けないように、力を抜いているから滑るんです。優しい子ですね。
先述したように、鳥は枝をしっかりとつかむため、鋭い爪を持っています。遊んでいる際、愛鳥の爪でケガをした経験のある人もいるでしょう。
賢いぽぽくんは、自分の爪が鋭いことを理解しているのかもしれません。大好きな飼い主さんを誤って傷付けないよう、力を加減していたのだとか!
ぽぽくんの気遣いや、愛鳥が獣医師から『優しい子』と称されたことを受け、飼い主さんは温かい気持ちになったといいます。
飼い主と愛鳥の絆を感じるエピソードは多くの人の心を打ち、いろいろなコメントが寄せられました。
・な、なんて賢くていい子なんだ…!いい話だなあ。
・人間と動物の絆は尊いね。ジーンとした。
・なんという、優しい世界のエピソード。うちの猫は見習って…!
動物も人間と同様に、相手の表情や声、リアクションから気持ちを感じ取ってくれているのでしょう。
ふとした瞬間に、お互いの想いが通じ合っていることを再認識させられ、飼い主はさらに愛おしさが増していくのです。
[文・構成/grape編集部]