異常なほど『いい子』だった猫 その理由に飼い主「ちょっと悲しくなった」
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マミ太郎(@pfirsich_jam)さん宅で暮らす、猫のぽんちゃんとクロロちゃんは、ともに元保護猫。
今でこそ、2匹ともマミ太郎さんの家で、のびのびと幸せな日々を送っていますが、家族になった当初は、違ったといいます。
元保護猫が、家に来たばかりの頃は…
クロロちゃんの場合、保健所に約3か月間いたためか、人の顔色をうかがうようなそぶりを見せ、はたから見ても異常なほど『いい子』でした。
多くの動物が苦手とする動物病院でも、それは変わらず、診察する先生が驚くほどに、大人しく、抵抗することもなかったといいます。
クロロちゃんが保健所で過ごした約3か月間を想像し、その『いい子』ぶりに、切なくなったというマミ太郎さん。しかし、現在は違います。
あんなにも人間の顔色を気にしていたクロロちゃんですが、年々わがままになり、現在では「注射は嫌!家に帰る!」といわんばかりの抵抗を見せるまでに。
「クロロのわがままを見るたびに嬉しくなる飼い主です。先生ごめん」
昔と比べて明らかに変化したクロロちゃんの態度に、マミ太郎さんは、申し訳ない気持ちを抱きつつも、そんな嬉しさも覚えているといいます。
多少のわがままを見せられるのは、それだけ相手に心を許しているからでもあります。
クロロちゃんの変化は、飼い主であるマミ太郎さんに対する安心と信頼からきているものなのでしょう。
「本当に優しくて賢くて、心のきれいな子」とクロロちゃんを絶賛するマミ太郎さんだからこそ、クロロちゃんもまた、安心して心を開けたのだと思います。
元保護猫のクロロちゃんがつかんだ幸せな毎日が、これからも続いていくことを、マミ太郎さんの投稿を読んだ多くの人が願ったはず。
そして、昔のクロロちゃんが置かれていたような状況に今もいる保護猫が、1匹でも多く救われることを願わずにはいられません。
[文・構成/grape編集部]