議論の『育休中のリスキリング』発言 1人の親が思うことに「本当にそう」「我が家も同じ」
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- 出典
- @take2022_
2023年1月30日に行われた衆院予算委員会で、岸田文雄首相は産休や育休期間中における学び直し(通称:リスキリング)支援について発言しました。
当事者の希望を前提として、「ライフステージのあらゆる場面で、学び直しを後押しできる環境整備を強化することが大事である」と意見を述べた、岸田首相。
ネットでは、妊娠や出産、子育てを経験した人を中心に、「産休や育休の期間中に、そんな余裕はない」という声が上がりました。
そういった批判に対し、岸田首相は「負担があることは認識しており、決して育休や産後を甘く見るということではない」とも述べています。
『産休・育休中のリスキリング』に1人の親が思うこと
1児の父親である、たけ(@take2022_)さんが描いたのは、子育てに奮闘するたけさん一家の日常。
生まれたばかりの0歳児を育てるにあたって、たけさんは『産休・育休中のリスキリング』について疑問を覚えたといいます。
夫婦で協力して子育てに励む、たけさん。その姿に、子育てを経験した多くの人から共感の声が寄せられました。
この漫画に描かれているのは、あくまでも『たけさん一家のケース』。
子供の性質や生活環境、また子育てのサポートによって、中には育休中にリスキリングを行う余裕のある人もあるでしょう。
しかし、たけさん一家のように『リスキリングどころか、自分の健康的な生活さえ困難』という状況に置かれる人は少なくないはず。
悲しいことに、子育ては軽視されやすい傾向にあるため、今回の件で「育休中は、ほかのことに取り組む余裕がある」という偏った印象を持ってしまう人もいるかもしれません。
たけさん一家を描いた漫画に対し、子育ての負担が大きかった経験者から共感する声が寄せられています。
・本当にそう。今回の話題を聞いた時、「育休中にそんな余裕ってあるの!?」って驚いたな。
・中にはこういう家庭もあることを知ってほしい。子供がよく泣いて落ち着きのないタイプだと、より大変だよね。
・我が家も同じだ…。「育休中はリスキリングができるくらい楽なもの」と、ひと括りにした印象を世間に持たれたら嫌だな。
世間では、岸田首相によるリスキリングの提案に対し、「選択肢が増えるのはいいこと」とする声もあれば、「少子化対策としては、ほかに優先すべき施策があるのではないか」という意見も。
日本では長年、少子高齢化や婚姻数減少が問題視され続けてきました。しかし2023年現在も、改善の目途は立っていません。
少子化の原因は1つではなく、社会構造のさまざまな部分にあるといわれています。未来のために、私たちは『子育てしやすい社会』を作っていかなくてはなりません。
[文・構成/grape編集部]