すり込むのはNG !? 薬剤師が教える塗り薬の塗り方に「なんてこった」「タメになる」
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- 出典
- 中野昇
湿疹やアトピーに効果のあるステロイドの塗り薬。かゆみや症状の悪化を防ぐのに欠かせない薬ですが、正しい塗り方を知っていますか。
「もったいないから少しずつ使っている」「効果がありそうだから患部にすり込むようにしている」という人がいるかもしれません。けれど、その塗り方は間違っている可能性があります。
ステロイド軟膏の正しい塗り方を教えてくれているのは、薬剤師の中野昇(sho_molth_)さん。中野さんは、Instagramで「薬剤師が教える薬の知識」や「意外と知らない食品知識」を発信しています。薬剤師が教えるステロイド軟膏の正しい塗り方とは、どのような方法なのでしょうか。
人差し指の第一関節までの量を優しく伸ばすように塗る
25gチューブの塗り薬を、人差し指の先から第一関節まで出した量が、手のひら二枚ぶんの面積に相当するようです。意外とたっぷり使うことに驚きました。
また塗る時には、すり込むのではなく優しく伸ばすように塗布するとのこと。ティッシュが付くほど、表面がベタついている状態がいいようです。
「正しい塗り方をすると、30〜60分ほどで効果が出てくる」と中野さんはいいます。
この動画に、以下のような声が寄せられていました。
・少量をすり込んでました。なんてこった。
・今日見た動画で一番ためになるものでした。
・塗り方を変えたら、びっくりするほど効果がでた。
今回の投稿を見て、どれほど「いい薬」を使っていても、正しい使い方をしなければ、効果が得られないということが分かりました。
塗り薬の量として「大人の両手のひらにぬるのに最適な量は約0.5g」とされていますが、薬のチューブは容量によって口径が異なります。容量が違うチューブで同じ長さを出しても、量は同じではありません。
塗り薬を使う際には、チューブの容量を確認してから、上のイラストを目安に正しい量を使いましょう。
[文・構成/grape編集部]