大人の言葉に従った子供 迎えた『ラスト』に「うっせぇわと言いたい」「今の世の中、本当これ」
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高齢女性に、空いているレジを教えると… 意外な答えに「すごく分かる」「私もやる」スーパーマーケットで働くかたわら、接客業にまつわるエピソードを漫画に描いている、あとみさん。読者から寄せられた、レジでの体験談を漫画化し、公開しました。

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- 出典
- @UNOKINOKI
・マジで「うっせぇわ」といいたい。
・これ、すごく分かるな。
・最後のひとコマが切ない。
漫画家の、うのき(@UNOKINOKI)さんがTwitterに投稿した創作漫画『大人中心の世界』に、そんなコメントが寄せられています。
描いているテーマは、現代の日本において、社会問題視されていることがらの1つでした。
実際に、遊具の撤去がすすみ、ボール遊びの禁止をはじめとした、さまざまな規則が設けられている現代の公園。
ひと昔前は当たり前だった、子供たちの遊び場としての公園は、もはや消えつつあるのかもしれません。
一方で、我が子に外で遊ぶよううながす親は珍しくないでしょう。
漫画に登場する少年は大人たちの声に従っただけにもかかわらず、事情を知らないまた別の大人たちから、陰口をいわれてしまいます。
「創作」のひと言では片付けられない内容に、改めて現代の子供たちが置かれている理不尽な状況を疑問視する声が寄せられました。
・公園は、大人たちだけのものではないのにね。
・公園でボール遊び禁止はよく見ますが、じゃあどこで遊んだらいいんでしょうね…。家の前でやると『道路族』といわれるし…。
・今の世の中、本当これ。大人は子供たちを遊ばせたいのか、遊びを取り上げたいのか、矛盾していて嫌!
本来、大人は子供たちを守り、育てる立場のはず。子供から、自由や選択肢を奪う存在であっていいのでしょうか。
うのきさんが描いた漫画に、改めて私たち大人の責任とは何かを考えさせられます。
[文・構成/grape編集部]