大人の言葉に従った子供 迎えた『ラスト』に「うっせぇわと言いたい」「今の世の中、本当これ」
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参観日のことを知らなかった母親 息子が伝えなかったワケに「涙が出る」羊の目。さんが、『参観日』という漫画を投稿しました。働く母親に迷惑をかけまいとする弟に、兄が伝えた言葉とは。

絵を描けず苦しむ園児、数週間後…「目頭が熱くなった」「胸がキュッとなる」かつて保育士をしていた経験をもとに漫画を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。Xで『くじらの絵』と題した漫画を公開し、話題になりました。でこ先生が、お絵描きの授業を行った時のことです。園児の1人、だいちゃんが、クジラを描こうとしたのですが…。
- 出典
- @UNOKINOKI
・マジで「うっせぇわ」といいたい。
・これ、すごく分かるな。
・最後のひとコマが切ない。
漫画家の、うのき(@UNOKINOKI)さんがTwitterに投稿した創作漫画『大人中心の世界』に、そんなコメントが寄せられています。
描いているテーマは、現代の日本において、社会問題視されていることがらの1つでした。
実際に、遊具の撤去がすすみ、ボール遊びの禁止をはじめとした、さまざまな規則が設けられている現代の公園。
ひと昔前は当たり前だった、子供たちの遊び場としての公園は、もはや消えつつあるのかもしれません。
一方で、我が子に外で遊ぶよううながす親は珍しくないでしょう。
漫画に登場する少年は大人たちの声に従っただけにもかかわらず、事情を知らないまた別の大人たちから、陰口をいわれてしまいます。
「創作」のひと言では片付けられない内容に、改めて現代の子供たちが置かれている理不尽な状況を疑問視する声が寄せられました。
・公園は、大人たちだけのものではないのにね。
・公園でボール遊び禁止はよく見ますが、じゃあどこで遊んだらいいんでしょうね…。家の前でやると『道路族』といわれるし…。
・今の世の中、本当これ。大人は子供たちを遊ばせたいのか、遊びを取り上げたいのか、矛盾していて嫌!
本来、大人は子供たちを守り、育てる立場のはず。子供から、自由や選択肢を奪う存在であっていいのでしょうか。
うのきさんが描いた漫画に、改めて私たち大人の責任とは何かを考えさせられます。
[文・構成/grape編集部]