あんぱんを割ったら空洞が…? 企業の解説に「納得」「そういうことか」
公開: 更新:

※写真はイメージ

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。

シャワー浴だと寒くない? その悩み、これで解決できるかも!生活環境が切り替わった際、大きく変化することの1つに入浴があります。実家では毎日湯船に浸かっていたという人も、一人暮らしになると「面倒くさい」「水がもったいない」「時間がない」など、さまざまな理由から短時間のシャワー浴で済ませることが増えがち。できることなら毎日ゆっくりと湯船に浸かって、リラックスしたいですよね。
- 出典
- 山崎製パン公式サイト
甘いあんぱんは、おやつとしても軽食としても大人気です。スーパーやコンビニでも手軽に購入でき、安価なところも魅力といえるでしょう。
そんなあんぱんを食べている時、パンの中の不自然な空洞が気になったことはありませんか。あんぱんの空洞の秘密を、パン製造企業である山崎製パンの公式サイトから紹介します。
空洞の理由はあんこに含まれる水分
あんぱんの内部に空洞ができる理由は、あんこに含まれる水分が、パンを焼く段階で蒸発するためです。あんぱんを作る際には、パン生地であんこを包んでから焼き上げます。あんこに含まれる水分は、加熱されると水蒸気に。この蒸気の力でパン生地が持ち上がり、生地とあんこの間に空洞ができるという仕組みです。
購入したあんぱんを2つに割った時、あまりにも空洞が大きいと、なんとなく損をしたような気分になる人も多いのではないでしょうか。「包むあんこの量が少ないのでは…」と思ってしまいがちですが、これは誤りです。
あんぱんの内部にできた空洞は、製造過程上でどうしても生じてしまうもの。あんぱんを食べる時には、ぜひ注目してみてください。
そのほかの総菜パンも理屈は同じ
パンの内部の空洞が目立つのは、あんぱんだけではありません。山崎製パンによると、「ジャムパンやクリームパンなど、パン生地の中にフィリング(具)を包むパンは同じ理由で空洞ができる」とのこと。具材に含まれる水分をゼロにはできない以上、仕方がない問題といえるでしょう。
自分であんぱんを作る時、「できる限り空洞を小さくしたい」と思うのであれば、成形の段階で生地をしっかりと押さえるのがおすすめです。強力粉を付けた指で中央部分にくぼみを作っておくのも効果的。水蒸気の力でパン生地が持ち上がりにくくなるよう、事前に力を加えてみてください。
空洞を小さくしたいからという理由であんこを増やすのは、実はあまり意味がありません。包むあんこの量が増えれば、そこに含まれる水蒸気量も多くなります。パン生地も持ち上がりやすくなり、空洞はさらに大きくなってしまうでしょう。
あんぱんの内部の空洞は、あんこの特性上仕方がないもの。決して「あんこをケチっているから空洞になる」というわけではありません。正しい理由を知っていれば、「なるほど」と思える人も多いのではないでしょうか。空洞の秘密も知ったうえで、あんぱんのおいしさを楽しんでみてください。
[文・構成/grape編集部]