「強盗パトロール中の警官のハートが盗まれた」 イギリス警察の投稿に心温まる
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
イギリスには鉄道網の安全を守るための特別警察機関『イギリス運輸警察』、通称『BTP』があります。
『BTP』は駅や列車、鉄道関連施設などで起きる犯罪の防止や犯人の逮捕、治安維持を目的とした警察です。
川辺に『犬』が倒れている?
『BTP』の警官たちが強盗のパトロールに出動した時のことです。
ある警官が数人の市民に呼び止められました。
市民らは「テムズ川で犬が苦しんでいる」と、その警官に助けを求めてきたといいます。
彼はもちろんその声を無視することはせず、現場に向かいました。
そして市民らの言葉のとおり、川辺に横たわっている動物を発見して驚きます。
苦しんでいたのは犬ではなく、アザラシの子供だったのです!
写真ではアザラシはまったく動いていないように見えますが、しっかりと生きていました!
この後、アザラシは野生動物病院に無事に保護されたそうです。
『BTP』はFacebookでアザラシの写真とともに、「昨日、グリニッジの強盗パトロールに出動した警官たちにとって、ハートを盗まれるのは最後に予期したことだった」とユーモアたっぷりに投稿。
すると「このかわいそうな子を救助してくれてありがとう」「まだ赤ちゃんじゃないか。無事だといいな」などの声が上がりました。
鉄道関連警察である『BTP』の警官がアザラシを助けるというのはとても珍しいことだそう。
そこで『BTP』は「アザラシとの遭遇が仕事中にそんなに頻繁に起こるフリをするつもりはありませんが、驚きの連続のキャリアをお探しなら、BTPの募集職種をご覧になってはいかがですか」と、さりげなく求人募集をしていました。
凶悪な犯罪や危険と隣り合わせの警官たちは、常に緊張感をもって職務に励んでいるはず。
そんな警官にとって、きっとこのアザラシの子供との出会いは、心温まるひと時になったことでしょう。
[文・構成/grape編集部]