「相当好きなんだな」 新幹線で出会った高齢女性、車内販売のアイスを2個買うと?
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新幹線を利用した際、駅弁などを食べるリラックスタイムは楽しみの1つ。
車内販売のおつまみやアイスなどを選ぶのも、非日常感があってワクワクするものです。
しかし、JR東海は2023年10月31日に、東海道新幹線の『のぞみ』と『ひかり』で60年近く続いてきた、普通車での車内販売を終了しました。
停車駅の自動販売機で購入するか、同年11月1日からグリーン車で始まるモバイルオーダーを利用することとなり、同列車でワゴン車を押す客室乗務員(パーサー)の姿は見られなくなったのです。
『新幹線の思い出』
日常漫画をX(Twitter)に投稿している、楠あやと(@Kusunoki_Ayato)さんは、新幹線での思い出を紹介しました。
帰省を終え、1人で東京都に向かう新幹線に乗っていた楠さん。
すると、高齢女性が空いた席を探していて…。
打ち解けて、話が弾んだ楠さんと高齢女性。
車内販売が来た時、高齢女性は『シンカンセンスゴイカタイアイス』の愛称で知られる『スジャータアイスクリーム』を2個買うと、1個を楠さんにプレゼントしました。
出会いを大切にする、高齢女性の振る舞いは、温かな思い出として楠さんの中に残っています。
【ネットの声】
・忘れられない思い出ですね。
・こうしたエピソードが今後はなくなると思うと、ちょっとさびしいな。
・温かな出会い!私も隣になった女性から、玉子サンドをもらったことを思い出しました。
・東海道新幹線の車内販売が、最後の日に新幹線に乗りました。感謝のアナウンスに、込み上げるものがあります。
・新幹線で働いていました。こういった思い出話、嬉しくなります!
人との出会いは一期一会。
「いつまでも変わらない」と思うようなサービスも時代とともに変化し、思い出深い光景は次々と消えていきます。
それでも、新幹線に乗っている短い間に生まれる、人々の温かな交流は消えることがありません。
サービスが変化した新幹線で、今度はどんな素敵な物語が生まれるのか、楽しみになりますね。
なお、この漫画を描いた楠さんは、上記SNSアカウントでさまざまな漫画を公開しています。気になる人はチェックしてくださいね。
[文・構成/grape編集部]